![]() 2時間22分11秒で優勝した原田拓さん(写真/大会事務局提供)
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6月4日(日)に北海道千歳市で千歳JAL国際マラソンが開催されました。フルマラソンと17kmの2種目が行われ、フルマラソンは2,267人が出走、2,178人が完走しました。
フルマラソンはスタート後、2~34kmは未舗装路の林道を走り、千歳市スポーツセンターダイナックスアリーナにゴールする42.195km。スタート時の気温は12℃で、時折晴れ間が覗くも終始雨が降る中でのレースとなりました。
2時間22分11秒で優勝したのは、名古屋でランニングスクールを運営するプロランナー兼トレーナーの原田拓さん(39歳)。昨年に続く大会2連覇でした。
原田さんは発売中のランナーズ7月号で、自身が制作した49万回再生されているYouTube動画「走らなくてもフルマラソンが20分速くなるランニング筋トレ」について徹底解説しています。
「2連覇することができてとても嬉しいです。運営の皆様、たくさんの応援とサポートをありがとうございました。今回の42kmでも感じたことが、ランナーズ7月号でもお伝えした “同じ動きを維持し続けること” の大切さと難しさです。フルマラソンではハーフを過ぎたあたりから徐々に疲れを感じ始めることが多いと思います。そうすると “フォームの効率はよくないけれど楽な動作” に引っ張られてしまい、ペースが保てなくなります。やはり、最後まで “楽な動作” に引っ張られず、同じ良い動きをし続けられることが後半の失速を防ぐためには必要だと改めて感じました。ペースを保ち続けるために “動きを維持し続ける” という考え方もとても大事だと思います」
7月号特集では「パフォーマンスを発揮するための良いフォーム」とそれを体得するために有効な筋トレについて原田さんが指南しています。フルマラソンが速くなりたい方はぜひご一読ください。
千歳JAL国際マラソン
6月4日(日)
出走人数:2,267人(フル)
完走人数:2,178人(フル)
男子優勝:原田 拓(2時間22分11秒)
女子優勝:藤澤 舞(2時間38分11秒 ※大会新記録)
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