ランナーズonline
RUNNERS ONLINE
与那古浜公園に設けられたフィニッシュゲート
|
12月18日(日)に第5回沖縄100Kウルトラマラソンが3年ぶりに開催。
100kmのコースは与那古浜公園(与那原町)発着として沖縄本島南部を走り、糸満市役所で折り返すコースで、大半は歩道を走ります。種目は100kmのほかに、50km、ニライカナイラン&ウォーク(22.5km)も行われました。
2週間前の12月4日(日)に行われたNAHAマラソン(那覇市)は最高気温が26℃まで上がったのとは対照的に、大会当日は最高気温13℃と走りやすい気温になりました。しかし、朝からレース中にかけて風速10m以上の強風が吹き、風速1mで気温が1℃下がる感覚になるため、体感気温は5℃以下に。参加者からは「寒い!」の声が聞かれました。
実際に100kmを走った編集部の梅田がレポートします。
********
朝5時、まだ日が上る前に与那古浜公園をスタート。風が強くて寒かったため、薄いシェルジャケットを羽織り、頭にヘッドライトを着けて走り始めました。
走り始めてすぐに波音の聞こえる海岸沿いを通り、日が上ってくると背丈よりも高いサトウキビ畑の間を走るなど、コースは自然豊か。エイドでは「沖縄そば」「サーターアンダギー」など沖縄らしい食べ物が提供されました。
中間点である糸満市役所で折り返し、80km過ぎのトンネルを抜けると本大会の名所でもある、「ニライ橋カナイ橋」へ。生憎の曇り空でしたが、橋からは沖縄南部の海が一望でき、周りにも私と同じように写真を撮るランナーが何人もいました。
フィニッシュに戻って来たのは18時過ぎ。制限時間の許す限り、沖縄の景色、食べ物など五感をフルに使って満喫できました
(記録は13時間17分57秒)。
朝5時にライトを身につけてスタート
|
サーターアンダギーは一口サイズで食べやすかった
|
ニライ橋カナイ橋からは海が一望できる
|
フィニッシュでは三線の演奏や歌で迎えてくれた
|
出走人数:570人
完走人数:468人(82.1%)
男子優勝:藤原 拓(7時間12分33秒)※大会新
女子優勝:尾藤朋美(9時間8分33秒)
ランナーズ1月号 11月22日発売!
新提案! 年代とタイムで算出
あなたの「マラソン偏差値」はいくつ?
フルマラソンのタイムから年代・性別ごとに「マラソン偏差値」を算出! 男女別に各年代の偏差値70、65、60、55、50、45のタイムを一覧にして掲載しています。
「最近加齢で記録が低下してきた」という方のモチベーションアップに、年齢や性別が異なるランニング仲間との記録の比較として、ご活用ください。
「マラソン大会の応援」は人を元気にする!
ランナーズ編集部が実施したアンケートでは、大会でランナーを応援した1148人のうち88.1%の人が「元気度がとても上がった」もしくは「少し上がった」と答えました。
さらに「日常生活でよりアクティブになった」「精神的に前向きになった」と行動の変化を表す回答も。読めばマラソンの応援に行きたくなる本特集、ぜひご覧ください。
フルマラソンレース中の
「三大困った」(腹痛・脚つり・トイレ)を解決!
どんなに練習を積んでも、万全の準備をしても、なぜかトラブルが起こってしまうのがフルマラソンです。この特集では、多くのランナーが経験する「腹痛」「脚つり」「トイレ問題」に対し、コーチや専門家が事前の対策や当日の対処法を指南します。「トラブルなく快走したい」というランナー必見です!
本誌購入は年会費7800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!
「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&過去12年分の記事が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7800円の超お得なプランです。