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全日本大学女子駅伝の壮行会を開いた拓殖大学。左から5人目が不破聖衣来選手、左端が五十嵐利治監督
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全日本大学女子駅伝(10月30日、仙台市)に出場する拓殖大学女子陸上競技部の壮行会が10月24日(月)、東京・八王子市の拓殖大学八王子国際キャンパスで開かれました。
主将の小澤理子選手が「チームはいい状態できています。3位以内という目標に向かって頑張りたい」と意気込みを語りました。
拓殖大学は昨年、当時1年生の不破聖衣来選手が5区(9.2km)で区間記録を1分14秒も塗り替える快走を見せて3位に躍進しました。
五十嵐利治監督は「昨年はまさかの3位。今年は総合力も上がり、力を出し切れば3位以内は狙える」と手応えを感じています。
今季は1月に右脚アキレス腱の周辺炎を訴えた不破選手が長く戦列を離れていましたが、9月には日本インカレ10000mで復活の優勝。しかし、その後も再び調子を崩し、五十嵐監督は「状態は去年の2~3割。200m×10本をやった時は45秒くらいでしたし、ジョグは1km5分ペースでもきついと言っていました。先週までは聖衣来抜きでメンバーを組もうと考えていました」と明かしました。
それでも、不破選手が一気に調子を上げてきたことから出走が濃厚になりました。
不破選手は「調子はまだ50~60%。気を引き締めて調子を上げていきたい。昨年の経験を自信にして、どこの区間を任されても自分の力を発揮したい」と話していました。
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