![]() (写真/小野口健太)
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5月1カ月間の歩数や距離をアプリ上で競う企業対抗型のオンラインイベント「さつきラン&ウォーク2022 企業対抗戦」。
7月22日発売のランナーズ9月号では同イベントに参加した企業の経営者やメンバーが語る「ラン&ウォークの力で、我が社をもっと元気に!」を特集しています。
今回はランニングの部に従業員1200人中160人が参加し(参加率13%)、計1万1552kmを走破した群馬トヨタグループ株式会社を紹介します。
自らもランナーである横田衛社長(61歳)は「過去10年間の業績右肩上がりは、社員が走り始めたことも一因です」と断言してくれました。
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――「さつきラン&ウォーク2022企業対抗戦」に従業員160人が参加しました。1000人以上の規模で、それも「ランニングの部」に限定して社員の参加率が10%を超えた会社は希少です。合計走行距離1万1552kmをひとりあたりの平均にすると月間約72.2km。ここまで大々的に取り組んだ理由を教えてください。
「自動車業界で働く人は不健康で夜の付き合いも多い、というイメージを持たれがちです。そういった側面が今も一部残っていることは事実ですが、それではやっぱりダメだと思うんです。海外では自らの健康管理ができないと仕事はできない、という考え方が浸透しています。そのようなこともあって弊社は原則禁煙。
『肥満をなくそう』ということも掲げています。誰からも好きになってもらえる会社の大前提は、社員が見るからに健康であることではないかな、と」
――高価な車を販売するわけですから、接客する社員の雰囲気で好感を持たれることは重要ですよね。どのような経緯で今の考えに至ったのでしょうか?
「それはもう私自身が走っていることが大きいです。ランニングによって健康になった実感を持っていることはもちろん、練習から当日の戦略まで、レースに向けての準備は自分自身をマネジメントすることです。結果が悪かった時には言い訳が一切できないですし、ランニングを通じて仲間が増えます。これは仕事にも通ずるのではないでしょうか」
――社員にランニングを推奨し始めたのはいつ頃からですか?
「本格的に取り組み始めたのは、『ぐんまマラソン』がハーフからフルにリニューアルした2015年です。それまでも有志で走ることはあったのですが、会社として取り組むには〝象徴的なイベント〟の存在が必要だと考えていたので、地元でフルマラソンが開催されたことはよいキッカケになりました。
出場する社員の参加料は一部会社で補填し、お揃いのTシャツを作り、事前に練習会も行いました。この文化は次第に浸透していき、コロナが発生する前は300人程度が(ぐんまマラソンに)参加。ディーラーが沿道のお客様から応援される、ということも珍しくありませんでした」
![]() フルマラソンの自己ベストは3時間40分と語る横田衛社長
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横田社長のインタビュー全文は、ランナーズ9月号をご覧ください。
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