ランナーズonline

名古屋ウィメンズマラソンで87歳猪又さんが完走 還暦サブスリーも2人!

2022年3月14日
ゴール後にティファニーのペンダントを手に笑顔を見せる猪又さん(写真/小野口健太)
ゴール後にティファニーのペンダントを手に笑顔を見せる猪又さん
(写真/小野口健太)

3月13日(日)、愛知県名古屋市で名古屋ウィメンズマラソン2022が開催されました。
昨年に続いてコロナ禍でも市民ランナーも出場できる形式で行われ、昨年の4704人を上回る8698人が出場、8503人が完走しました。

このレースでは、63歳の弓削田眞理子さんが2時間58分38秒、60歳の吉光和恵さんが2時間58分26秒(史上2人目の女子60歳以上サブスリー)を出すなどベテランランナーが活躍を見せ、2020年フルマラソン1歳刻みランキングで女性の最高齢完走者だった猪又佐枝子さん(87歳)は6時間40分21秒で完走しました。

猪又さんはランナーの娘2人に刺激を受けて60歳から走り始め、2015年の名古屋ウィメンズを80歳で初完走(6時間24分19秒)。自己ベストは2019年の名古屋で出した5時間21分18秒です。
夏場は朝7時、冬場は9時から10km走るのが日課で、雨が降ると自宅でトランポリンに乗って鍛えています。今回は2月に新型コロナウイルスのワクチン3回目を接種した影響で練習不足だったといい、
「10日間走らなかったのでいつもレース前に行う30km走ができず、終盤は身体が前に進みませんでした。公道を走るフルマラソンは2019年11月の神戸マラソン以来だったので楽しかったのですが、6時間が切れなかったことは悔しかったです。またチャレンジします」


スタート時の気温は16.7℃と暑さとも戦うレースとなった
スタート時の気温は16.7℃と暑さとも戦うレースとなった

※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ9月号 7月22日発売!


短期連載「100日間でサブフォー達成!」

8月1日から100日後は11月9日――全国各地で秋のフルマラソンが開催されます。いま、サブフォーを目指して準備を始めるには絶好のタイミング。本企画では、ランナーズでお馴染みの猪瀬祐輔コーチ監修のもと、「サブフォー達成を目指す100日トレーニングプログラム」を紹介します。100日後、笑顔でゴールを駆け抜けませんか?


偉業! 昨年度の達成者は80人
60代サブスリーを諦めない

2024年度全日本マラソンランキングでサブスリーランナーは過去最多の1万2339人、その中で60代は男女合わせてわずか80人。
偉業を成し遂げたランナーが語る「60代サブスリー達成の秘訣」「若者へのアドバイス」とは? 60代サブスリーを目指す人はもちろん、年齢を重ねても速くなりたい全てのランナー必読の内容です。

「苦しみの先にある栄光」

6月29日に第40回サロマ湖100kmウルトラマラソンが開催され、昨年に続き30℃を超える過酷な条件の中、1,952人が完走(完走率58.4%)。フィニッシュ時のランナーの表情やコメントは、ほぼ全員が充実感にあふれていました。
40年間で37回連続完走(コロナ禍で3回中止)の越智利国さんの手記、古くから大会運営に携わる2人の町長が振り返るサロマの40年を、ランナーの表情と共にお届けします。



本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。



※こちらから記事検索ができます。

「ランナーズonline」 一覧に戻る