「苦しいことを乗り越えるため10週連続で朝5時から1人ハーフマラソンしました」
と語るのは、1月30日(日)に開催された大阪国際女子マラソンを2時間59分20秒で完走し、“初サブスリー”を達成したTeamR2の上田早智子さん(徳島・33歳)。
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管理栄養士として病院に勤務していることもあり、フルマラソンは2020年の大阪国際女子マラソン以来。この時は3時間1分15秒だったので、今回こそは「サブスリー」と思っていました。
コロナ禍でレースがない時にはTATTAサタデーランでモチベーションをキープし、レースが近づいてきてからは「速くなるためには苦しみを乗り越えるしかない」と考え、早朝5時から「10週連続早朝ひとりハーフマラソン」を実施。常に心がけていたのは後半にレースペースまで上げることでした。「速く走らないと仕事に間に合わなくなる」とプレッシャーをかけられたのも良かったのではないかな。週末にはキロ4分5秒の10km走を繰り返し、食事面ではお菓子を食べることをやめ、夜の炭水化物を減らして3kg減量しました。
レースはハーフ通過までがあっという間に感じられ、ツラい時は沿道からの拍手で頑張ることができました。一生忘れられない大会になりました。
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