撮影/塩川真悟
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「大会がないからこそ2021年は365日無休ランで毎月500~700㎞走りました」
と語るのは、1月30日(日)に開催された大阪国際女子マラソンを2時間57分39秒で完走し、“初サブスリー”を達成したTeamR2の滝ケ平亜子さん(宮城・30歳)。コロナ禍で行った「過去最高の猛練習」について聞きました。
今回は充実した練習ができていたので自信がありました。それでも、ゴール後はうれし涙が出ました。2020年は大会がことごとく中止になり、走れたのは1月の大阪国際女子マラソンだけでした。そこで昨年の元旦「2021年も中止が続くはず。その分練習ができるとプラスに考えて365日無休ランに挑戦しよう」と決意しました。
週1~2回、ランニングクラブの練習会でインターバルやペース走をこなし、夏場にはトラックレースにも出場しながら毎日走り続け、月間走行距離は前年までの350km前後から500~700kmに増えました。
9月からは月1~2回30km走をレースペースで行うことを継続(クリスマスも雪の中30km走りました)。
11月にはぐんまマラソンを3時間0分14秒で走り、その翌日も20km走りました。12月には疲労困憊になりましたが、それも「これで強い脚が手に入るはず」とプラスに思えました。
今回の開催には感謝の気持ちでいっぱいです。「(走ってくれて)ありがとう」「がんばれ」と応援が聞こえて力になりました。
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