![]() ヤンマースタジアム長居でのスタートも2年ぶりだった(写真/塩川真悟)
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「沿道から名前を呼んでくれる声が聞こえました。この状況でも開催してくれてありがとうと言いたいです」
1月30日に開催された大阪国際女子マラソン。長居公園内の周回コースで行われた昨年と異なり、今年は一昨年までと同じ御堂筋や大阪城公園を走るコースに戻って実施された。
トップグループは神野大地選手ら男性ランナーによって先導され、松田瑞生選手が2時間20分52秒の大会新記録で3度目の優勝を飾った。
昨年は参加標準記録が引き上げられたため71人のみの出走だったが、今年は280人(ペースメーカー除く)が出場し、257人が完走。ゴール後は市民ランナーがたたえ合う姿も見られ、開催への感謝を口にする人も多かった。25回目の完走を果たした山口みゆきさん(大阪・56歳)は、
「初めて出場したのはカトリン・ドーレ選手が優勝した1997年。それ以来連続出場、完走を続けてきましたが、昨年はタイムが届かず出られませんでした。今回のタイム(3時間16分36秒)は25回の中でワーストですが、2年ぶりの大会で沿道の応援のありがたさを感じました」
また、3時間13分56秒で完走した岡林聡美さん(高知・33歳)は
「参加を迷った時期もありましたが、今は主催者に感謝しています。沿道のボランティア、警察の方々など協力してくださったみなさんにありがとうと言いたいです」
2月22日発売のランナーズ4月号では、今回出場した6人中5人が自己ベスト、3人がサブスリーを達成したTeamR2メンバーの結果など大会の詳しい様子を紹介します。
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練習変えずにフルが5分速くなる(?)
「ランナーよ、ピッチを上げろ!」
1月の大阪国際女子マラソンで日本人トップの2位に入り、世界陸上の日本代表に選出された小林香菜選手は1分間のピッチ数が220以上。取材を行うと、「ピッチを上げる」ことは市民ランナーがタイムを上げるのに適した方法でした。特に中高年ランナーの皆さんはピッチ増によるタイム短縮の可能性大! 速くなりたいランナー必読です。
春から実践! 速くなるダイエット×15
タイムを縮める上で、減量が効果的な手段であることに疑いはありません。ダイエットというと「美味しいものを食べるのを我慢しなければいけない」というイメージを持ちがちですが、「日々の習慣を少し変える、工夫するだけで減量できるテクニックはたくさんある」と、研究者で自己ベスト2時間46分の記録を持つ髙山史徳さん(34歳)は言います。髙山さん監修のもと「速くなるダイエット×15」を伝授します!
【特別インタビュー2本立て】
早大のランニングサークル「早稲田ホノルルマラソン完走会」出身、卒業後1年で9月の世界陸上マラソン日本代表まで駆け上がった小林香菜選手と、今年の箱根駅伝2区を日本人最高記録で走破、創価大を卒業した今春から実業団サンベルクスと契約を結びプロランナーとして活動を開始した吉田響選手にそれぞれインタビューしました。
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