![]() 1979年の別府大分マラソンで優勝した喜多さん(右)
|
日本がボイコットした1980年のモスクワ五輪のトラック競技(1万m)代表、66歳の時の静岡マラソンで2時間52分12秒をマークした喜多秀喜さんは「ゆっくり長く」走るトレーニングを重視しています。
私は現役時代から69歳の現在まで「ゆっくり長く走る」ことを大切にしています。家庭の事情で出場できなかったのですが、実は今年11月7日の富山マラソンでサブスリーを狙ってトレーニングをしていました。
6~8月はジョギングを中心に月間300kmを走りました。9月に入ってから、若いランニング仲間と30km走を行ったところ、序盤から苦しくて24kmでやめてしまいました。「これではまずい」と感じて開始したのが、ゆっくり長く走ることでした。
週1回、心拍数110を目安に25km、35km、36kmを走ると、次第に走りが洗練されていく実感が得られました。身体の土台をつくり直すには、ゆっくり走ってフォームを良くしながら、循環器系に刺激を入れるのが一番なのです。
私がこの考えに至ったのは福岡大学在学中、恩師の進藤宗洋先生から、旧西ドイツの運動生理学博士エルンスト・ファンアーケンの理論を教わったことがキッカケです。
喜多さんが参考にした理論、現役時代に現れた効果など、喜多さんが語る「ゆっくり長く」走るトレーニングについてランナーズ1月号に全文掲載しています。
※こちらから記事検索ができます。
ランナーズ9月号 7月22日発売!
短期連載「100日間でサブフォー達成!」
8月1日から100日後は11月9日――全国各地で秋のフルマラソンが開催されます。いま、サブフォーを目指して準備を始めるには絶好のタイミング。本企画では、ランナーズでお馴染みの猪瀬祐輔コーチ監修のもと、「サブフォー達成を目指す100日トレーニングプログラム」を紹介します。100日後、笑顔でゴールを駆け抜けませんか?
偉業! 昨年度の達成者は80人
60代サブスリーを諦めない
2024年度全日本マラソンランキングでサブスリーランナーは過去最多の1万2339人、その中で60代は男女合わせてわずか80人。
偉業を成し遂げたランナーが語る「60代サブスリー達成の秘訣」「若者へのアドバイス」とは? 60代サブスリーを目指す人はもちろん、年齢を重ねても速くなりたい全てのランナー必読の内容です。
「苦しみの先にある栄光」
6月29日に第40回サロマ湖100kmウルトラマラソンが開催され、昨年に続き30℃を超える過酷な条件の中、1,952人が完走(完走率58.4%)。フィニッシュ時のランナーの表情やコメントは、ほぼ全員が充実感にあふれていました。
40年間で37回連続完走(コロナ禍で3回中止)の越智利国さんの手記、古くから大会運営に携わる2人の町長が振り返るサロマの40年を、ランナーの表情と共にお届けします。
本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!
「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。
※こちらから記事検索ができます。