現場でドリルを持って作業する古泉さん
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11月13日(土)に開催された日本体育大学長距離競技会の1万mで、57歳の古泉辰男さんが32分36秒をマーク。この記録は55歳以上のマスターズ日本記録を1分51秒上回るタイムでした。
古泉さんは愛媛県で土木業の会社を経営しており、2019年の愛媛マラソンで54歳にして2時間29分13秒をマーク。普段は月曜日から土曜日まで朝7時から午後5時まで現場で車を運転したり、ドリルを使って作業するなど「天然筋トレ生活」を送っています。
トレーニングは体調に応じてキロ4分~7分までペースを変化させる2時間ジョギングが基本で、400m×20本(74秒)や6000mビルドアップ走(3分35~15秒)+200m×10本(32~33秒)といったスピード走で刺激を入れてきたそうです。
「私は51歳の時の1万mのタイムが32分20秒で、6年経っても走力を維持したまま走れています。これは毎日の2時間ジョギングで腕振りの角度や目線の位置など、自分にとって一番楽なフォームを探し続けている成果だと思っています。今後は1月末の愛媛マラソンがメインのレース。最低でも2時間30分を切り、できればマスターズ世界新記録の2時間25分を目指したいと思います」
脚の筋肉は年齢を感じさせない(?!)※写真は10月に行われたレースのもの
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