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サロマ第1回優勝者手記「サロマが教えてくれた勝者の心、敗者の心、挑戦者の心」

2021年7月01日
第1回大会でフィニッシュする丹代さん
第1回大会でフィニッシュする丹代さん

2年連続中止となり、今年はオンライン大会を開催しているサロマ湖100kmウルトラマラソン(エントリーは締め切り)。1986年の第1回優勝者の丹代政俊さん(69歳)が「競争」「競走」「共走」をテーマに手記を綴りました。


第1回サロマ優勝、ずっと走り続けられると思っていた

1986年9月、初めてのサロマを1位で完走(7時間49分17秒)。2度目の1987年は招待選手。宿に着いたらNHKや新聞社が取材、舞い上がって優勝しなくてはと思っていました。しかし結果は大差の3位(7時間20分35秒)。月間1200kmの走り込みやスピード練習の強化、でもまた3位。3年連続3位で優勝はできなかったのですが、全力で挑戦をした結果です。
その後もずっと走り続けられると思っていました。しかし2009年2月、青梅マラソンの翌朝に左ひざが痛くなりました。医者は「走るから痛いのだ」と言います。でも走りたい、サロマは絶望的、走らない生活を考えていました。



サロマが絶望的になった丹代さんを救ったのは、同じく第1回からサロマに出場している健康運動指導士の越智利国さんからのメール。走れる可能性があることが分かり、手術、リハビリを乗り越えて翌年には再び完走しました。そんなサロマは「勝者の心、敗者の心、挑戦者の心、仲間の大切さ、すばらしさ」を教えてくれたと言います。
現在発売中のランナーズ8月号の特集「あ~サロマ湖100kmウルトラマラソン……(涙)」では、丹代さん手記全文のほか、当社代表が語る大会誕生秘話も掲載しています。





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