5月28日(金)配信のランナーズonlineでは国内の秋のフルマラソン大会事情を紹介しましたが、海外の主要大会もレース再開に向けた準備が着々と進んでいる様子。ランナーズワールド誌のWEBサイトにも「Races are Back!(レースが帰ってきた!)」の見出しが躍っています。
今年だけの特別な状況となっているのが、東京マラソンも名を連ねるワールドマラソンメジャーズの6大会。通常は3月の東京マラソンを皮切りに、11月のニューヨーク・シティマラソンまでの8カ月間に6大会が開催されますが、今年は下記の通り43日間で全6大会が開催されるタイトスケジュールとなっています。
これは、春に開催されている東京、ロンドン、ボストンの3大会がいずれも開催日を秋にスライドしたことによるもの。賞金で生計を立てているプロのマラソンランナーにとっては、ワールドマラソンメジャーズの出場チャンスが実質的に1回となってしまう一方、有力選手が分散するので、上位入賞の可能性が広がるチャンスでもあります。
ハーフマラソンでは男子が昨年12月に、女子は4月に世界記録が更新されるなど、世界のロードランナーのレベルは確実にアップしています。マラソンでも新たなヒーロー、ヒロインが誕生するのか? 今年の秋は毎週のようにレースリポートが届く海外レースにも注目です。
9月26日(日):ベルリンマラソン(ドイツ)
10月3日(日):ロンドンマラソン(イギリス)
10月10日(日):シカゴマラソン(アメリカ)
10月11日(月):ボストンマラソン(アメリカ)
10月17日(日):東京マラソン(日本)
11月7日(日):ニューヨーク・シティマラソン(アメリカ)
![]() 2021年のワールドマラソンメジャーズは9月26日(日)のベルリンマラソン(写真はキプチョゲ選手が世界記録をマークした2018年大会)からスタート。通常、1年間のうち成績の良かった上位2レースでの獲得ポイントで決定しているエリート選手による年間チャンピオン(25万ドルの賞金が贈られる)は、特例措置として2019年のシカゴマラソンからが対象となり、11月のニューヨーク・シティマラソンまでの獲得ポイントで決定する
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