![]() ライバルは野球やサッカー、マラソンをメジャースポーツにしたい、というのが原監督の目標だ
|
青山学院大学を箱根駅伝で5回の優勝に導いた原晋監督が今月、クラブチーム「絆RC(ランニングクラブ)」を立ち上げました。このクラブはアスリートのセカンドキャリアなどを支援する一般社団法人「アスリートキャリアセンター」の活動の一環で、ニューイヤー駅伝を目指すトップレベルの市民ランナーとともに、地域に根差したクラブとして一般の市民ランナーも対象にしています。
これまでも「ライバルは他大学ではなく、サッカーや野球」と語っていた原監督。ランナーズの取材に対して以下のように力説しました。
「少子化が進む中、陸上競技が発展するためには他のスポーツに負けず、多くの子どもに陸上競技が魅力あるものだと伝え、選んでもらわなくてはいけません。そのためにはランニング文化のすそ野を広げることが必要です。絆RCでは週末に市民ランナーが集える、そしてトップチームは実業団を引退したようなランナーたちがそれでもトップレベルを目指して走れる場所にして、市民ランナーの会員にそれを応援してもらうというヨーロッパ型のクラブにしたいんです。
私は陸上競技にはまだまだ可能性があると思っています。私が青山学院大学の監督になった当時より箱根駅伝の注目度はかなり上がりました。しかし、もっともっと業界全体を盛り上げたい。そうすることで陸上競技に関わる雇用も増え、関係者全体の働き口も広がるのです。こうした考えは、私が現役を引退し、中国電力の営業マンだった時の経験が元になっています。当時はオール電化住宅に関わりましたが、自社の製品を売るだけでなく、オール電化そのものをどう普及させるかを考えてPRしていました。その時、ゼロから物事を作り上げて普及させていくのは面白いと感じたんです。まずはこのクラブから、陸上関係者にとどまらない大きな波を作っていきたいですね」
5月21日(金)発売のランナーズ7月号では、原監督が選手引退時に感じたこと、現在の指導で行っている取り組みなど、さらに詳しいインタビュー内容を掲載します。
本誌購入は年会費7800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!
「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&過去10年分の記事が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7800円の超お得なプランです。
※こちらから記事検索ができます。
ランナーズ11月号 9月22日発売!
100km→200kmでフルが30分速くなる
月間200kmの底力
ランニングアプリ「TATTA」ユーザー4748人のデータを分析して判明したのは、月間100kmから200kmに増やすとフルマラソンのタイムが30分速くなる! そして月間200km走破者の89.7%がサブフォー、66.4%がサブ3.5をしていました。
実践者の到達法を参考に、あなたも月間200km走破を目指してみませんか?
短期連載 100日間でサブフォー達成!
61~90日目の目標は「ハーフマラソンを徹底攻略」
今秋のフルマラソンに向け「100日間でサブフォー達成」を目指す企画。今号は「61~90日目の頑張りトレーニング」を解説します。
走るショップ店員がお勧めする「サブフォー達成シューズ」も必見です。
現代日本では必須!
「暑い秋」のレース対策
今や10月、11月でも晴れた日は20℃以上になることも珍しくなく、秋のレースでも暑さ対策は必須。本特集では、北海道大学陸上競技部の瀧澤一騎監督、マラソン完走クラブの中田崇志コーチらが指導や自身の経験をもとに「暑いレースでも当日快走するためのテクニック」を伝授します。
本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!
「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。
※こちらから記事検索ができます。