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【週刊ランナーズ】コロナ禍で開催「皇帝ハイレ・ゲブレセラシェ」創設のエチオピアの国民的レース

2021年1月19日
表彰式でプレゼンターを務めたレース創設者のハイレ・ゲブレセラシェ氏(一番右)
表彰式でプレゼンターを務めたレース創設者のハイレ・ゲブレセラシェ氏(一番右)

エチオピアで1月10日に10kmレース「グレートエチオピアンラン」が開催されました。2001年に同国の国民的英雄、ハイレ・ゲブレセラシェによって創設されたレースです。ハイレは5000m、1万m、ハーフマラソン、マラソンの元世界記録保持者。その強さから「皇帝」と呼ばれ、過去にランナーズ誌でも専門家がその能力の秘密を分析してきました。ハイレは今年の大会でもスターターと表彰式のプレゼンターを務めています。

エリート選手200人を含む9000人が参加した今年のレースは、3グループに分かれたウエーブスタートで行われました。各ウエーブの参加者はそれぞれ緑、黄、赤の揃いのTシャツを着用。この3色はエチオピアの国旗の色です。国民的英雄が作った大会はエチオピアの国家的イベントになっており、コロナ禍でも途切れることなく継続されました。

※ハイレ・ゲブレセラシェ
2007年のベルリンマラソンで2時間4分26秒の世界新記録(当時)をマーク。翌2008年の同大会で2時間3分59秒を記録し、自らの世界記録を塗り替えた。五輪では1万mでアトランタ(1996年)、シドニー(2000年)と2大会連続で金メダルを獲得した。



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