ランナーズonline

「10km全力走」で持久力を伸ばす!

2020年11月30日

持久力を伸ばすために最適なトレーニングのひとつ、と言われているのが「10km全力走」です。

10kmを全力で走れるペースとは、「乳酸が急激に増加し始める付近のペース」。そのぎりぎりを、なるべくペースを落とさずに攻め続けることで、心肺機能、脚筋力を鍛えることができます。

とくに10km走の後半でペースを維持しようと心肺を追い込むことは、苦しさに耐える練習にもなります。これを普段から10日に1回、最低月1回でも繰り返すことで、「苦しさ」への耐性がつくようになり、「呼吸がきつい」と感じる段階を1ランク上げることができます。

後半に呼吸の苦しさよりも脚の重さが気になるようになったら、苦しさへの耐性がついてきたひとつの目安。この耐性は、フルマラソンの後半でもしっかり役立ちます。

ひとりで10kmを追い込むのは条件的にハードルが高いと感じる人は、10kmレースへの参加がおすすめ。ペース維持に慣れたら、序盤からビルドアップを心掛けるとさらに強度の高い練習になります。

月1回でも、ペースを落とさずに10km走り、「心肺」「脚力」「精神」を鍛えてみましょう!

※月刊ランナーズより抜粋




月刊ランナーズ1年分の定期購読に加え、過去10年分のデジタル版読み放題、
会員限定「ハウツー動画」閲覧など、お得なサービス盛りだくさん




※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ11月号 9月22日発売!


100km→200kmでフルが30分速くなる
月間200kmの底力

ランニングアプリ「TATTA」ユーザー4748人のデータを分析して判明したのは、月間100kmから200kmに増やすとフルマラソンのタイムが30分速くなる! そして月間200km走破者の89.7%がサブフォー、66.4%がサブ3.5をしていました。
実践者の到達法を参考に、あなたも月間200km走破を目指してみませんか?

短期連載 100日間でサブフォー達成!
61~90日目の目標は「ハーフマラソンを徹底攻略」

今秋のフルマラソンに向け「100日間でサブフォー達成」を目指す企画。今号は「61~90日目の頑張りトレーニング」を解説します。
走るショップ店員がお勧めする「サブフォー達成シューズ」も必見です。

現代日本では必須!
「暑い秋」のレース対策

今や10月、11月でも晴れた日は20℃以上になることも珍しくなく、秋のレースでも暑さ対策は必須。本特集では、北海道大学陸上競技部の瀧澤一騎監督、マラソン完走クラブの中田崇志コーチらが指導や自身の経験をもとに「暑いレースでも当日快走するためのテクニック」を伝授します。



本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。



※こちらから記事検索ができます。

「ランナーズonline」 一覧に戻る