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足指は「疲労している」という実感がないためか、ひざや腰、足底よりもケアしているランナーは少ないと言われます。
しかし、ハードなトレーニングをすると、他の筋肉同様、足指の骨と骨の間にある「内在筋」も硬くなります。そのままにしておくと足裏の横アーチが落ち、故障やパフォーマンスの低下につながってしまう可能性があります。
そこで簡単にその「内在筋」をほぐせるのが、足指を引っ張るストレッチです。
走った後に両手で5本の足指を左右に向けてぐーっと引っ張り、指と指の間を押し拡げ、足首から指先に向かって足の甲をさするように「内在筋」を縦にもストレッチしてあげると良いでしょう。
それぞれの足の指を根元からつま先側に引っ張って関節を緩めるのも効果的です。
長い距離を走って動きづらくなった足指の腱がストレッチされ、つま先までしっかり力が伝わりやすくなります。ランニング時に着地したときにも、つま先まで荷重が正しくかかるようになるでしょう。日々のアフターケアのひとつとして、足指ケアを取り入れてみてはいかがでしょうか。
※月刊ランナーズより抜粋
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