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ロング走を行ったり、レースの中盤以降になると、途中で肩や腰に痛みを覚え、パンパンに張ってしまった経験はないでしょうか?
日々の疲れが溜まって腰や肩の部分が硬くなったままにしていると、走っている際に自分の弱点である部位に痛みが出たり、両脚が硬くなったりします。そのようなコリが自律神経にも影響し、息苦しさを感じたり、眠りが浅い、お腹が空かない、目がショボショボする、などさまざまな症状が誘発されることもあります。
特に腰椎からは、両脚のつま先まで下へ下へと何本もの神経が走っています。そのため、腰椎周辺の筋肉が硬くなってしまうと、坐骨神経痛になったり、太腿の前側が痛くなる太腿四頭筋炎を発症しやすくなってしまうのです。
筋肉や関節は、とくに50歳を境に硬くなってしまいがち。疲れたまま放っておくと、肩が上がりにくくなったり、スムーズに屈めなくなったりします。そのような症状を感じたら、仰向けになって腰の下にクッションなどを入れてグーッと伸びたり、両膝を抱えて前後左右に揺れるなど、腰椎の周りをほぐすストレッチをしてみましょう。上の画像のように背中を丸め、足先を頭上に届かせるポーズもおすすめです。お風呂上りなどの毎日の習慣にすると良いでしょう。
テニスボールが1個あれば、仰向けになって腰に当て、イタ気持ちいいところで止まってグリグリさせると手軽にコリをほぐすことができます(慣れてきたら2個使って腰椎の左右の筋肉に押し当てる)。
※月間ランナーズ2016年10月号より抜粋
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