ランナーズonline

「開脚」ストレッチはランナーによいこと尽くし!

2020年10月30日

座った姿勢から脚を開いて前に身体を倒す、いわゆる「開脚ストレッチ」。身体が硬いから苦手、と敬遠しているランナーもいるかもしれません。
しかし、開脚は股関節に付着する筋肉全般、特に内転筋とハムストリングスをほぐすためのストレッチ。この2つをほぐしておくことはランナーにとって大変重要です。

開脚のメリットとして、まず、ランニング中の腰から膝にかけての身体バランスを伸びやかに保つことができます。ランニングの直線運動では使われにくいランナーの内転筋は、凝り固まりがち。放っておくと膝の内側の関節が縮み、故障に繋がります。また、ほぐしたハムストリングスが効率的に働くことでストライドが伸び、一定のスピードを保って走る余裕もアップします。

まずは現状の柔軟性のチェックを行ってみましょう。
つま先を真上に向けて両脚を開き、ひじ、膝、背中を曲げずに上半身をゆっくり倒します。おでこを床から10cm以内まで近づけることができれば、柔軟性は十分。それが難しくとも、「5本の手の指」で「左右の足先」を掴むことができれば、ランナーとして最低限の柔軟性を持っていると言えるでしょう。

どちらもできなかった人は、股関節周辺の筋肉の柔軟性がなくなっている証拠。加齢によって柔軟性が低下することも、人間の摂理です。
日々のケアとして継続的に開脚を行うことで身体能力を維持し、ベストランにつなげていきましょう。

※月刊ランナーズ 2017年11月号より抜粋





※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ8月号 6月20日発売!


ハーフマラソン1歳刻みランキング発表!
あなたは中間タイム(男性1時間57分、女性2時間13分)より速い?

2024年4月~2025年3月に開催されたハーフマラソンの完走記録データを集計した「2024年度ハーフマラソン1歳刻みランキング」を月刊ランナーズ8月号で発表しました。
年齢ごと上位100位の名前とタイム、各大会の完走人数や中間タイムなどを掲載しています。ぜひご覧ください。


レース攻略法&札幌ガイド
「北海道マラソンを楽しみ尽くす!」

月に開催されるフルマラソン「北海道マラソン」。夏のレースに挑戦するランナーに向けた「事前の準備」や「当日の攻略法」「打ち上げにピッタリのお店」など、レースの前後を含めて楽しみ尽くすための情報をまとめました。

今、ハーフマラソンが熱い!

ハーフマラソンランキングとあわせ、もっとハーフマラソンを楽しむための特集として対象125大会を特徴別に分類した「大会ガイド」や「ハーフを極めてフルが速くなるためのトレーニング法」「タイムの価値が分かる!? ハーフマラソン偏差値」も掲載。ハーフマラソンを満喫するための1冊となっています。



本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。



※こちらから記事検索ができます。

「ランナーズonline」 一覧に戻る