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高血圧や肥満など、健康診断結果を反省し、生活習慣病リスクを回避するために走り始めた人も多いのではないでしょうか?
生活習慣病は全身持久力を高めることで回避しやすくなります。その全身持久力の指標として用いられるのが「最大酸素摂取量」です。
最大酸素摂取量が大きいほど、筋のミトコンドリアのサイズが大きく、数も多いと予測され、酸素を使って糖質や脂肪を燃焼しやすいということになります。
ただし、この最大酸素摂取量は、20代をピークに下降していくもの。さらに、脂質代謝能力を示す「最大脂肪酸化量」も同じ曲線で下降していきます。加齢とともに代謝が落ち、同じように食べているだけで脂肪がつきやすくなるのは自然なことなのです。
しかし、その最大酸素摂取量は、年齢に関係なくトレーニングによって向上させることができます。
マラソンのレースペースと最大酸素摂取量は比例します。
最大酸素摂取量と最大脂肪酸化量には相関関係があるので、タイム向上を目指してマラソンのトレーニングを積むことは、脂肪を燃焼させる機能そのものを向上させるのと同じ意味に近いのです。
ランニングを続けることで脱メタボし、脂肪肝、高血圧などを改善するランナーがたくさんいるのもまさに理にかなったこと。走り始めたきっかけは見た目のダイエット目的だったとしても、続けることで身体の機能そのものを改善していけるのです。
さらに、自重でのスクワットや腹筋を30~40回連続する低負荷の筋トレでも筋肉を大きくすることができるので、さらなる走力や脂肪燃焼力の維持・向上を志す人は試してみてはいかがでしょうか?
※月刊RUNNERS 2015年7月号より抜粋
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