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「夏=距離が減る」はこうやって乗り切れる!

2020年8月20日

夏は暑くてバテがち、身体も不調になりやすい……そんなネガティブなイメージから、暑い夏は練習量が落ちて当たり前、と思い込んでいるランナーは多いかもしれません。

しかし、夏でも元気に距離を稼ぐためのいくつかの作戦があります。

たとえば日が長いことを味方につけた「2部練」はいかがでしょう?
日が長くなる=走れる時間が増える、と考えると有効に練習時間を捻出できます。朝はゆっくりジョグ。夜は、しっかりストレッチを行った後でマラソンレースペースより10~20秒速いペースで5km、といったように短時間ずつでも内容にメリハリをつけると良い練習になるでしょう。ただし、あまりに頻度をギチギチに詰めてしまうと疲労が抜けにくくなり、練習継続のモチベーションが下がってしまうことも。合宿のようなスタンスで期間を決め、集中して行うなどの工夫をするのがおすすめです。

また夏はペースが「落ちる」のではなく「落とせる」と考えて、いつもはルーティンに加えていなかったLSDやロングマラニックに挑戦するのも良いでしょう。スタミナ強化に有効なトレーニングになります。

ランニングは自然条件とともにあるスポーツ。季節の違いを生かした練習ができるのも楽しみ方のひとつです。夏ならではの条件を生かした練習メニューをうまく活用できれば、年間を通じた目標達成に向けても強みになるでしょう。

※月刊ランナーズ2012年7月号より抜粋





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