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夏の雨の日は「シャワーラン」でロング走もできる!

2020年7月28日

汗をかきながら走ると、蒸発する際に気化熱で身体を冷やしてくれるという効果があります。しかし、梅雨の時期のように湿度が高い場合、いつものような運動量のトレーニングを行ったとしても、汗が体表面から蒸発しにくくなります。その蒸発しない汗は「無効発汗」と呼ばれるもの。体内の脱水が進むだけで、体温を下げてはくれません。

蒸し蒸しする雨の日、「身体に熱がこもったような感じ・・体調が悪い・・・」という自覚症状があったらおすすめなのが、雨の中を走る「シャワーラン」!

雨に濡れながら走ると、肌についた水滴が汗の代わりに体表で蒸発していきます。それにより発汗と同じような効果が得られ、効率的に体温を下げてくれるのです。

雨で身体がクーリングされ続けるため熱中症になる心配もないので、身軽なランパン&ランシャツでロング走もいいでしょう。この季節ならではの開放感を楽しむことができます。

濡れるのは嫌だから、とレインウエアなどを着てしまうと、自分のかいた汗の蒸発を妨げてしまいます。体熱が解放されず、逆効果になってしまうので注意しましょう。

※月刊ランナーズ2014年7月号、2015年9月号より抜粋





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