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汗をかきながら走ると、蒸発する際に気化熱で身体を冷やしてくれるという効果があります。しかし、梅雨の時期のように湿度が高い場合、いつものような運動量のトレーニングを行ったとしても、汗が体表面から蒸発しにくくなります。その蒸発しない汗は「無効発汗」と呼ばれるもの。体内の脱水が進むだけで、体温を下げてはくれません。
蒸し蒸しする雨の日、「身体に熱がこもったような感じ・・体調が悪い・・・」という自覚症状があったらおすすめなのが、雨の中を走る「シャワーラン」!
雨に濡れながら走ると、肌についた水滴が汗の代わりに体表で蒸発していきます。それにより発汗と同じような効果が得られ、効率的に体温を下げてくれるのです。
雨で身体がクーリングされ続けるため熱中症になる心配もないので、身軽なランパン&ランシャツでロング走もいいでしょう。この季節ならではの開放感を楽しむことができます。
濡れるのは嫌だから、とレインウエアなどを着てしまうと、自分のかいた汗の蒸発を妨げてしまいます。体熱が解放されず、逆効果になってしまうので注意しましょう。
※月刊ランナーズ2014年7月号、2015年9月号より抜粋
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フルマラソン30km以降の失速を防ぐことは多くのランナーにとって永遠の課題。では、フルマラソンで失速しないランナーは何を考えてどんな行動をとっているのか。その理由を解明すべく、ランナーズ編集部はメールやSNSで「マラソンで失速しないランナー」にアンケートを実施しました。
失速しないランナーの分析に加え、スポーツ心理学研究者による失速対策法や運動生理学者による「失速しやすい条件」を解説。フルマラソンで快走したいランナーは必見です!
短期連載 100日間でサブフォー達成最終回
最終回の今号は「本番レース快走のために残り10日前から我慢すること×9」を解説します。
「直前まで練習を頑張りすぎる」「ドカ食いのカーボローディング」「宿泊先での長湯やサウナ」など、あてはまることはありませんか? サブフォー目標以外のランナーも参考になる内容です。
東京2025世界陸上競技選手権大会
ここが凄いぞ小林香菜選手!
東京2025世界陸上競技選手権大会が9月13日から21日に開催されました。
マラソンで女子の小林香菜選手(大塚製薬)が7位に入賞。小林選手は早稲田大学時代、「早稲田ホノルルマラソン完走会」というサークルに所属していました。サークル出身の元市民ランナーが世界陸上入賞にたどり着いた強さの裏側に迫ります。
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