ランナーズonline

RUNNERS ONLINE

初夏ランでは温度変化に敏感な「頭部」を守る!

2020年6月18日

暑さにまだ身体の慣れていない、初夏のランニング。この時期に重要なのが、汗の役割を知っておくことです。

私たちの身体は、汗をかくことによる気化熱の作用で体温の上昇を防いでいます。体温が上がると適正な代謝が行われず、身体にさまざまな悪影響が及ぶためです。
そして、身体がほかのどこよりも守ろうとするのはどこでしょう?
それは「脳」です。

体内のあらゆる活動をコントロールする要である脳は、温度変化に極めて敏感。そして熱に弱い臓器です。
発汗による体温調節の究極の目的は脳の温度調節にあるとも言われ、頭や額から汗がよく出るのは、脳を冷やすことに関係しています。

初夏に走るランナーが、脳を熱から守るには、まず、ランニングキャップを被ること。また、ランニング中に頭部や首を水で冷やすと、頭部や頸部の血管が冷やされて、結果として脳を冷やすことにつながります。
「脳を熱から守りながら走る」、この意識を大切にしましょう。

※月刊ランナーズ 2011年7月号より抜粋





ランナーズ1月号 11月22日発売!


新提案! 年代とタイムで算出
あなたの「マラソン偏差値」はいくつ?

フルマラソンのタイムから年代・性別ごとに「マラソン偏差値」を算出! 男女別に各年代の偏差値70、65、60、55、50、45のタイムを一覧にして掲載しています。
「最近加齢で記録が低下してきた」という方のモチベーションアップに、年齢や性別が異なるランニング仲間との記録の比較として、ご活用ください。

「マラソン大会の応援」は人を元気にする!

ランナーズ編集部が実施したアンケートでは、大会でランナーを応援した1148人のうち88.1%の人が「元気度がとても上がった」もしくは「少し上がった」と答えました。
さらに「日常生活でよりアクティブになった」「精神的に前向きになった」と行動の変化を表す回答も。読めばマラソンの応援に行きたくなる本特集、ぜひご覧ください。

フルマラソンレース中の
「三大困った」(腹痛・脚つり・トイレ)を解決!

どんなに練習を積んでも、万全の準備をしても、なぜかトラブルが起こってしまうのがフルマラソンです。この特集では、多くのランナーが経験する「腹痛」「脚つり」「トイレ問題」に対し、コーチや専門家が事前の対策や当日の対処法を指南します。「トラブルなく快走したい」というランナー必見です!



本誌購入は年会費7800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&過去12年分の記事が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7800円の超お得なプランです。



「ランナーズonline」 一覧に戻る