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夏は暑くて走れない、と思い込んでいる人も多いかと思います。しかし、実際挑戦してみると、意外と気持ち良く、日常生活の体調も良くなることに気づくはず。それはなぜでしょうか?
まず、夏はほかの季節より外界の温度差が少なく、基礎代謝が下がります。さらに、冷房の効いた部屋で長時間過ごすことで体温も下がり、その結果さまざまな臓器の機能が落ちてしまいます。
そこでランニングを行うと、代謝が上がり、各臓器により多くの血液が流れます。これを継続することで、汗と一緒に体外に排出されるミネラルの量が減り、ベタベタした汗ではなく、サラサラした「薄い汗」がかけるようになるのです。
その結果、ランニング時の疲労が軽減され、暑さにも身体が順応。日常生活での体調も良くなり、仕事や家事もはかどることでしょう。また、この「薄い汗」の特徴は、ニオイ成分が少なく、ベタつかないこと。職場や家庭でのマナー面でもうれしいですね。
暑い時間帯、外に出るとその暑さに怯みますが、まずはゆっくりペースからでもランニングを始めてみましょう。気分がスッキリすることに気づくはずです。もちろん、給水やアイシングなどの暑さ対策は万全に!
※ランナーズ2013年9月号記事より抜粋
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