「(11~12月のフルマラソンは)とにかく10月の走り込みが結果を左右します」
とは『月刊ランナーズ』1984年9月号の「月間走り込み大会」参加者募集告知の一文です。10月1日~31日の走行距離を全国のランナーたちと競い合うイベントで、初開催となったこの年は2630人が参加。優勝は1502kmを走破した群馬県の両角一浩さん(当時23歳)でした。
現在は「オクトーバーラン」と名称を変え、今年で36回目の開催となります。以前は参加者が紙に書いて送ってくる走行結果を、ランナーズ編集部が手集計していましたが、現在はスマートフォンのGPSトレーニングアプリ「TATTA」を使用してWEB上で行われています。昨年は2万4567人のランナーが参加しました。
『ランナーズ』2月号「これが私の2019快走宣言」に「自称・大田原マラソンコースをもっともよく知る男」(試走を含めて60回以上コースを走る)として登場した木村紀雄さん(栃木・48歳)は、昨年のオクトーバーランで1057kmを走破(参加者2万4567人中10位)。
「友人には『車でもそんなに走れないよ!』とびっくりされました(笑)。この1ヵ月間は、仕事、通勤、走る、をひたすら繰り返す日々。平日は朝4時30分に起きて通勤ラン15km、仕事後も帰宅ラン15km。週末には40km以上走り込みました。風邪で1日でも走れないと、目標の1000kmを突破するのが難しくなるので、どんなに短い時間でも外に出た後は手洗い・うがい。10月後半は常に身体のだるさを感じていましたが、走ることに限界まで集中できた充実した日々でした。何よりもレースに向けて大きな自信になりました(11月の大田原マラソンで2時間56分13秒)」
オクトーバーランへはまだエントリー可能(無料)。申込方法は下記をご参照ください。
⇒ http://octoberrun.jp/start/
![]() 10月1日~31日の走行距離を競う「オクトーバーラン」。9月30日までにエントリーすると、ランニンググッズが当たるキャンペーン実施中!
詳しくはこちらまで ⇒ https://runnet.jp/campaign/detail/october2019.html |
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短期連載「100日間でサブフォー達成!」
8月1日から100日後は11月9日――全国各地で秋のフルマラソンが開催されます。いま、サブフォーを目指して準備を始めるには絶好のタイミング。本企画では、ランナーズでお馴染みの猪瀬祐輔コーチ監修のもと、「サブフォー達成を目指す100日トレーニングプログラム」を紹介します。100日後、笑顔でゴールを駆け抜けませんか?
偉業! 昨年度の達成者は80人
60代サブスリーを諦めない
2024年度全日本マラソンランキングでサブスリーランナーは過去最多の1万2339人、その中で60代は男女合わせてわずか80人。
偉業を成し遂げたランナーが語る「60代サブスリー達成の秘訣」「若者へのアドバイス」とは? 60代サブスリーを目指す人はもちろん、年齢を重ねても速くなりたい全てのランナー必読の内容です。
「苦しみの先にある栄光」
6月29日に第40回サロマ湖100kmウルトラマラソンが開催され、昨年に続き30℃を超える過酷な条件の中、1,952人が完走(完走率58.4%)。フィニッシュ時のランナーの表情やコメントは、ほぼ全員が充実感にあふれていました。
40年間で37回連続完走(コロナ禍で3回中止)の越智利国さんの手記、古くから大会運営に携わる2人の町長が振り返るサロマの40年を、ランナーの表情と共にお届けします。
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