ランナーズonline

【週刊ランナーズ】アップダウンの火祭りロードレース 優勝者は「30km走を5回して脚筋力とスタミナをつけました」

2019年8月30日

8月25日、山梨県の富士北麓公園陸上競技場を発着点として火祭りロードレース(ハーフなど)が開催されました。標高1000m前後と平地より気温が低めながら、300m以上の高低差があり「脚力が必要」と多くの参加者が語る同レース。今年はハーフに1804人が出走し、1793人が完走しました。

このレースを1時間12分7秒で優勝したのは、小田原市役所に勤務する樽木将吾さん(28歳)。「過去3回10kmの部で3位だったので、初めて優勝できてうれしいです」と話しました。

樽木さんは國學院大學出身で陸上部は1年生で退部、以後は自身で練習を考えながら走り続けています。フルマラソンの自己ベストは2時間21分56秒(2018年福岡国際)。現在は仕事後に10~14km走っているといい、月間走行距離は約420km。今回のレースに向けては、6~8月に30km走を5回行ったそうです。

「タフなコースなので普通のハーフマラソン以上に脚筋力やスタミナが必要だと思い、6月1回、7月に3回、8月に1回30km走をしました。また、相模原のクロスカントリーコースで走ったり、2日に1度は練習前に体幹の筋トレを10分間行うなどして筋力を強化してきました。その成果か、レースでは後半の上りでスパートでき、自分の思っていた以上のタイムで走ることができました。10月に子どもが生まれる予定ですが、うまく練習時間を捻出して12月の福岡国際マラソンでは2時間20分を切りたいと思います」

(ランナーズ編集部)

優勝した樽木さん
優勝した樽木さん


※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ11月号 9月22日発売!


100km→200kmでフルが30分速くなる
月間200kmの底力

ランニングアプリ「TATTA」ユーザー4748人のデータを分析して判明したのは、月間100kmから200kmに増やすとフルマラソンのタイムが30分速くなる! そして月間200km走破者の89.7%がサブフォー、66.4%がサブ3.5をしていました。
実践者の到達法を参考に、あなたも月間200km走破を目指してみませんか?

短期連載 100日間でサブフォー達成!
61~90日目の目標は「ハーフマラソンを徹底攻略」

今秋のフルマラソンに向け「100日間でサブフォー達成」を目指す企画。今号は「61~90日目の頑張りトレーニング」を解説します。
走るショップ店員がお勧めする「サブフォー達成シューズ」も必見です。

現代日本では必須!
「暑い秋」のレース対策

今や10月、11月でも晴れた日は20℃以上になることも珍しくなく、秋のレースでも暑さ対策は必須。本特集では、北海道大学陸上競技部の瀧澤一騎監督、マラソン完走クラブの中田崇志コーチらが指導や自身の経験をもとに「暑いレースでも当日快走するためのテクニック」を伝授します。



本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。



※こちらから記事検索ができます。

「ランナーズonline」 一覧に戻る