8月25日、山梨県の富士北麓公園陸上競技場を発着点として火祭りロードレース(ハーフなど)が開催されました。標高1000m前後と平地より気温が低めながら、300m以上の高低差があり「脚力が必要」と多くの参加者が語る同レース。今年はハーフに1804人が出走し、1793人が完走しました。
このレースを1時間12分7秒で優勝したのは、小田原市役所に勤務する樽木将吾さん(28歳)。「過去3回10kmの部で3位だったので、初めて優勝できてうれしいです」と話しました。
樽木さんは國學院大學出身で陸上部は1年生で退部、以後は自身で練習を考えながら走り続けています。フルマラソンの自己ベストは2時間21分56秒(2018年福岡国際)。現在は仕事後に10~14km走っているといい、月間走行距離は約420km。今回のレースに向けては、6~8月に30km走を5回行ったそうです。
「タフなコースなので普通のハーフマラソン以上に脚筋力やスタミナが必要だと思い、6月1回、7月に3回、8月に1回30km走をしました。また、相模原のクロスカントリーコースで走ったり、2日に1度は練習前に体幹の筋トレを10分間行うなどして筋力を強化してきました。その成果か、レースでは後半の上りでスパートでき、自分の思っていた以上のタイムで走ることができました。10月に子どもが生まれる予定ですが、うまく練習時間を捻出して12月の福岡国際マラソンでは2時間20分を切りたいと思います」
(ランナーズ編集部)
![]() 優勝した樽木さん
|
※こちらから記事検索ができます。
ランナーズ9月号 7月22日発売!
短期連載「100日間でサブフォー達成!」
8月1日から100日後は11月9日――全国各地で秋のフルマラソンが開催されます。いま、サブフォーを目指して準備を始めるには絶好のタイミング。本企画では、ランナーズでお馴染みの猪瀬祐輔コーチ監修のもと、「サブフォー達成を目指す100日トレーニングプログラム」を紹介します。100日後、笑顔でゴールを駆け抜けませんか?
偉業! 昨年度の達成者は80人
60代サブスリーを諦めない
2024年度全日本マラソンランキングでサブスリーランナーは過去最多の1万2339人、その中で60代は男女合わせてわずか80人。
偉業を成し遂げたランナーが語る「60代サブスリー達成の秘訣」「若者へのアドバイス」とは? 60代サブスリーを目指す人はもちろん、年齢を重ねても速くなりたい全てのランナー必読の内容です。
「苦しみの先にある栄光」
6月29日に第40回サロマ湖100kmウルトラマラソンが開催され、昨年に続き30℃を超える過酷な条件の中、1,952人が完走(完走率58.4%)。フィニッシュ時のランナーの表情やコメントは、ほぼ全員が充実感にあふれていました。
40年間で37回連続完走(コロナ禍で3回中止)の越智利国さんの手記、古くから大会運営に携わる2人の町長が振り返るサロマの40年を、ランナーの表情と共にお届けします。
本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!
「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。
※こちらから記事検索ができます。