3月24日(日)に埼玉県久喜市で「久喜マラソン」(ハーフ)が開催されました。
このレースは川内優輝選手の「公務員ランナーラストラン」としても注目され、忍者姿で走った川内選手は1時間8分52秒でゴールしました。
(川内選手は久喜マラソンでは毎年コスプレをしている)
その川内選手とレース序盤から競り合い、同タイムでゴールした(全体4位、ゲストランナーの川内選手らを除くと2位)のが、高知県でランニングチーム「まるランニングクラブ」を主宰する山崎竹丸さん(30歳・フルマラソン2時間20分30秒)です。
山崎さんは昨年のこのレースを1時間9分33秒で優勝し、パンダ姿で走った川内選手に30秒差で先着しています。
「例年川内選手はスタート5分前に現れるのですが、今年は忍者の姿を見て、『昨年のパンダより走りやすそうだ! 負けるかも!』と思ってしまいました。最初から近い位置で進むと、レース中盤からは忍者と私の2人で走る展開。忍者は一度も前に出ずに私が風よけに使われることに(笑)。それでも口を布で覆っているのにすごいなと感じながら走っていると、18km付近で向こうがスパート。最後に追い込んだものの、胸の差で届きませんでした」
山崎さん自身の次のメインレースは4月21日の長野マラソン。
「私はハーフマラソンがスピードにも刺激を入れられて、最高のマラソン練習だと思っています。今回、川内選手と一緒に走れて刺激を受けたので、長野マラソンでは2時間20分を切る自己ベストを狙いたいと思います」
山崎さんは現在発売中のランナーズ5月号の「日本全国ランニング“名”コーチ」にも登場しています。
(ランナーズ編集部)
忍者姿の川内選手と競り合う山崎竹丸さん
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