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【週刊ランナーズ】TeamR2 藤井ちひろさんが京都マラソンで初サブスリー「30㎞以上の距離走を3回。そのうち1回は39㎞走でした」

2019年2月20日

2月17日(日)に行われた京都マラソンで、ランニング親善大使として活動している女性ランニングチーム「TeamR2」の藤井ちひろさん(33歳)が、2時間56分56秒で初サブスリーを達成しました。2017年度の全日本マラソンランキングによると、サブスリー達成者は全体の約2.4%。女性に限ると約0.3%です。

「2016年の大阪マラソンで3時間2分を記録してから、ずっとサブスリーを狙っていましたが、3時間の壁に阻まれ続けてきました。昨年の京都マラソンでは35kmまでサブスリーペースでしたが、それ以降失速してしまったので、今回は脚づくりをしっかりやろうと思いました。」

いつもレース前は1回だけだった30km以上の距離走を、1月から3回実施。そのうち1回は39km走を行ったと言います。
「練習では走ったことがない距離だったので、モチベーションをキープするために、パン屋さんを巡りながらのマラニック。加えて一部を京都マラソンと同じコースにすることで、ここでサブスリーを達成するんだ、という思いを強く持ち続けることができました。」

これまで180km程度だった月間走行距離は、1月には237kmに。平日は仕事が忙しく、帰宅が夜11時になることも多い中、走れる日は朝に5kmでも走るよう努めました。
「本番ではラスト2.195kmでペースアップ。絶対切る! と絶叫しながら走ったのは初めてでした。ゴールでは自然に涙が溢れてきました。」

(京都マラソン)
出走者数:16,289人
完走者数:15,382人(完走率94.4%)
※フルマラソンの部

TeamR2
https://runnet.jp/woman/teamr2/

(ランナーズ編集部)

TeamR2 藤井ちひろさん
「京都の1週間前に、TeamR2の活動でいわきサンシャインマラソン(福島)にいきましたが(レースは雪の予報により中止)、その際、大会ゲストの柏原竜二さん(東洋大学で箱根駅伝五区4年連続区間賞)と交流する機会があり、『私は箱根の5区は無心で走っていました』という話を聞くことができました。いつもは沿道をキョロキョロ見たり、しんどいな、と考えながら走っていましたが、今回は前を走る男性ランナーの脚とお尻をひたすら見続け、無心、無心、と心の中で唱えながら走りました」(藤井さん)


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