ランナーズonline

【週刊ランナーズ】牛久シティマラソン10km年代別優勝のコーチが語る 「10kmは持久力を伸ばすのには最適」

2019年1月18日

1月14日に茨城県牛久市で開催された牛久シティマラソン。
このレースの10km男子40~49歳の部を33分16秒で優勝したのは、筑波大学で運動生理学を学んだ半田佑之介コーチ(41歳)でした。
自身もトレーニングの一環として出場したという半田コーチは「10kmレースはフルマラソンにも効果的」と語ります。

「今回のレースは最初から呼吸が乱れ、とにかくつらかったです。でも、ひとりではとてもここまで追い込めないので良いトレーニングになりました。10km走のペースは乳酸が急激に増加し始める付近のペースなので、『持久力を伸ばす最適なトレーニングのひとつ』と言われています。心肺機能や脚筋力が鍛えられて、マラソンペースでの余裕度が上がり、フルの後半も粘れるようになるんです。
実は、1964年東京五輪のマラソンで銅メダルを獲得した円谷幸吉さんも、週1回『20分持続走(全力走)』という10km走に近いメニューをこなしていました。とはいえ、週1回は精神的にも肉体的にもかなりハード。フルマラソンに向けては月1回程度、きつくても楽しめる10kmレースに参加することをお勧めします!」

1月22日に発売する月刊ランナーズ3月号の別冊付録「1冊まるまる 今日から始めるスピード走」では、10km走に加えて50mダッシュや1km走などの詳しい方法、効果を紹介しています。

(ランナーズ編集部)

自己ベストは2時間22分の半田佑之介コーチ
自己ベストは2時間22分の半田佑之介コーチ


※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ12月号 10月22日発売!


さぁ、フルマラソン挑戦!
「30kmの壁」を突破する思考法

フルマラソン30km以降の失速を防ぐことは多くのランナーにとって永遠の課題。では、フルマラソンで失速しないランナーは何を考えてどんな行動をとっているのか。その理由を解明すべく、ランナーズ編集部はメールやSNSで「マラソンで失速しないランナー」にアンケートを実施しました。
失速しないランナーの分析に加え、スポーツ心理学研究者による失速対策法や運動生理学者による「失速しやすい条件」を解説。フルマラソンで快走したいランナーは必見です!

短期連載 100日間でサブフォー達成最終回

最終回の今号は「本番レース快走のために残り10日前から我慢すること×9」を解説します。
「直前まで練習を頑張りすぎる」「ドカ食いのカーボローディング」「宿泊先での長湯やサウナ」など、あてはまることはありませんか? サブフォー目標以外のランナーも参考になる内容です。

東京2025世界陸上競技選手権大会
ここが凄いぞ小林香菜選手!

東京2025世界陸上競技選手権大会が9月13日から21日に開催されました。
マラソンで女子の小林香菜選手(大塚製薬)が7位に入賞。小林選手は早稲田大学時代、「早稲田ホノルルマラソン完走会」というサークルに所属していました。サークル出身の元市民ランナーが世界陸上入賞にたどり着いた強さの裏側に迫ります。



本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。



※こちらから記事検索ができます。

「ランナーズonline」 一覧に戻る