11月10日~11日にかけて、東京・神宮外苑で「神宮外苑24時間チャレンジ」が開催されました。
1周1.325kmのコースを24時間走り続けて走行距離を競うもので、優勝した高橋伸幸さん(35歳)は自己ベストを塗り替える268.783kmで2連覇を達成しました。高橋さんは高校時代テニス部、社会人になってから走り出し、昨年の24時間走世界選手権では4位に入っているランナーです。
「この大会に向け、10月は1066km走り込みました。24時間走は、止まると寒さや眠気に襲われるため、走り続けることが何より重要だと思っています。そのため、レースでの過酷な条件を想定し、夜でも雨でも走るようにしています。スピード走は全くせず、練習は『極力疲れない走り方』を考えながらキロ5分30秒~7分でのジョギング。競歩選手の動画を見て動きの参考にすることもあります。今回は本番を想定し、神宮外苑で8時間走る練習もしていたので、自己ベストという目標が達成できて良かったです」
こう話す高橋さんですが、3週間後の12月1日には台湾で24時間走のアジア選手権にも出走するとのこと。
「今回は個人のレースでしたが、アジア選手権は日本代表として挑む試合。団体戦にも貢献できるよう、しっかり走り切りたいと思います」
(ランナーズ編集部)
![]() 24時間走の残り10分、ラストスパートをかける高橋さん
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![]() コース横の時計では経過時間を表示している
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