ランナーズonline

RUNNERS ONLINE

【週刊ランナーズ】初体験の連続! 韓国の慶州国際マラソンに参加

2017年10月19日

レース前には韓流アイドル?がストレッチのお手本

10月15日、韓国の慶州市で開催された「慶州国際マラソン」に参加しました。
このレースは3月のソウル国際マラソンや4月の慶州さくらマラソンと違って日本人の参加者はほとんどいませんが、フルマラソンには約2000人が参加、ハーフや10㎞も合わせると約9000人がエントリーしています。
記録的にもハイレベルで、例年優勝タイムは2時間6~7分台、今年もアフリカ勢21人が招待されていました。

ゼッケンが事前送付であり、スタート・フィニッシュ会場には企業のブースも見当たらなかったため雰囲気はやや寂し気。その中にあって、ステージで韓国の女性アイドル(?)が大音量でコンサートをした後、そのまま準備体操のデモンストレーションを行う姿は日本では見られず、強いインパクトがありました。

韓国勢の激しい揺さぶりに完敗!

私はアフリカ勢や地元の実業団選手たちとともにエリートの部に出場。一般ランナースタートの数分前に、約50人という少人数で走り出します。2時間6分台を狙うアフリカ勢が飛び出す中、韓国選手たちとレースを進めましたが、10~20㎞では5㎞ごとに同じ集団の選手がどんどん離脱して途中棄権。どうやら練習として最初から途中までしか走らないと決めている選手も多いようです。

その後は韓国伝統の農楽を鳴らす応援なども見ながら走り続け、25㎞以降はともに日本から参加した大西毅彦選手(TJ)と韓国選手2人と4人の集団に。そこからは国内1位を狙う韓国選手たちがキロ3分30秒と3分10秒ぐらいのペースを繰り返す、「ゆさぶり走」を実施。なんとかついていきましたが、35㎞で転倒した影響もあって韓国選手1人にジリジリと離されて、2時間22分21秒でフィニッシュしました。
ゴール後は競り合った韓国選手と握手。完走証が受け取れなかったので直後は自分の正式タイムが不明だったことなど日本との違いに戸惑いましたが、海外できちんと走るにはタフさが必要だとわかり、いい経験になりました。

※10月21日(土)発売のランナーズ12月号では、世界各地のレースで活躍する川内優輝選手の独占手記を掲載しています。

アフリカ勢と韓国選手が並ぶスタート
アフリカ勢と韓国選手が並ぶスタート
コンサートをする韓国アイドル(?)。 この服装のまま準備運動もしていました
コンサートをする韓国アイドル(?)。
この服装のまま準備運動もしていました

(ランナーズ編集部 行場)


ランナーズ1月号 11月22日発売!


新提案! 年代とタイムで算出
あなたの「マラソン偏差値」はいくつ?

フルマラソンのタイムから年代・性別ごとに「マラソン偏差値」を算出! 男女別に各年代の偏差値70、65、60、55、50、45のタイムを一覧にして掲載しています。
「最近加齢で記録が低下してきた」という方のモチベーションアップに、年齢や性別が異なるランニング仲間との記録の比較として、ご活用ください。

「マラソン大会の応援」は人を元気にする!

ランナーズ編集部が実施したアンケートでは、大会でランナーを応援した1148人のうち88.1%の人が「元気度がとても上がった」もしくは「少し上がった」と答えました。
さらに「日常生活でよりアクティブになった」「精神的に前向きになった」と行動の変化を表す回答も。読めばマラソンの応援に行きたくなる本特集、ぜひご覧ください。

フルマラソンレース中の
「三大困った」(腹痛・脚つり・トイレ)を解決!

どんなに練習を積んでも、万全の準備をしても、なぜかトラブルが起こってしまうのがフルマラソンです。この特集では、多くのランナーが経験する「腹痛」「脚つり」「トイレ問題」に対し、コーチや専門家が事前の対策や当日の対処法を指南します。「トラブルなく快走したい」というランナー必見です!



本誌購入は年会費7800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&過去12年分の記事が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7800円の超お得なプランです。



「ランナーズonline」 一覧に戻る