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全力でスタートする各チーム第一走者のランナーたち
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先週末の7月15~16日、大阪府の舞洲スポーツアイランドで開催された「24時間リレーマラソンin舞洲スポーツアイランド」に出場してきました。
228チームがエントリーしたこのレースは今年で21回目の開催。1周1.4kmを6~18人でつなぐリレーで、24時間休憩なしで走り続けます。
私は3連覇中だった「ツバッキーと関西AS」で参加しました。メンバーは20代から40代までの市民ランナー18人で、フルマラソンの自己ベストは2時間18分~30分台前半がほとんど。目標は4連覇でした。
スタートの15日は最高気温が34.1℃。18人が1周ずつを4分ちょっとで走るので、約75分に1回走ることになるのですが、1回1回ほぼ全力のため、ウエアはすぐに汗だくになります。ようやく汗が引いてきたと思ったらすぐにもう1度スタート。記録が落ち始める深夜には、6人ごとに交代で3時間の仮眠タイム。しかし、私はこの仮眠の後に全身が重くなってタイムが落ちてしまい、次の1本までの間に冷たい水を頭にかぶって何とか目を覚ましました。
メンバーの多くが19本走り、チームは見事329周(460.6km)で4連覇を達成。キロあたりに換算すると3分7秒ペースで、自分たちもびっくりするほどの好結果でした。レース後は全員が筋肉痛に悩まされ「来年のことはしばらく考えられない……」との声も。
一方、こんな過酷なレースに初回からこれまで21回連続出場中(!)というのが、ミズノランニングクラブ(MRC)関西リーダーの岡田夏来さん(53歳)。
「今年は仕事の関係で初めて午後9時からの参加でしたが、そこから20本走ったのでいつも通り追い込みました。以前は6人で出場して優勝したこともあります。25分ごとに1本走るのを24時間続けたのであれはつらかった(笑)。心肺機能にも脚力にも負荷がかかって毎年夜中には本当にしんどいのですが、ここで頑張ると身体と精神が超回復した秋にはフルマラソンで好結果が出るんです。ランニングという個人スポーツが、みんながこの大会に向けて準備してきて頑張るという団体スポーツになる点も魅力ですね」
(ランナーズ編集部 行場)
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