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1月29日(日)に開催された大阪国際女子マラソンにTeam R2(チームアールツー)から2人が出場。
メンバーで最速のタイムを持つ井野光子さん(33歳)は、
2時間40分27秒の自己ベストを記録し、27位に入りました。
「大阪国際女子で走るランナーを沿道で見て、フルマラソンを走るようになったのでこの大会へは強い思い入れがあります」
と話す井野さんが今回のレースへ向けて行ったのが、年末年始を利用した約2週間で300kmの走り込みです。
「同じく大阪国際女子マラソンに出場した加藤岬さん(九電工)が、12月の合宿で2週間で600km走って、直後のハーフマラソンで好結果だったという記事を読んだんです。そこまではいかなくても、自分なりに距離を踏んでみようと思いました」
通常、1日の走行距離が10km前後という井野さんですが、この「走り込み期間」はキロ6分というゆっくりめのペースで連日20km以上を走破。さらに、正月にはハーフマラソンに出場した翌日に30kmのジョギングを行う試みも導入したそうです。
ゴール直前に力走する井野さん
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「走り込むことで疲労がたまって身体が重くなり、ハーフマラソンも自己ベストより遅い結果でしたが、これが力になると信じて続けました。走り込み期間の仕上げとして本番3週間前に行った40km走では、キロ3分50秒で最後まで走り切ることができ、手ごたえを感じました」
この練習の後、体調を崩してしまったといいますが、本番ではハーフを1時間17分で通過、後半も単独走の場面が多い中、大崩れせずに自己ベストにつなげました。
「苦しい場面が多く、目標(2時間36分)には届きませんでしたが、たくさんのランニング仲間の応援や、沿道の声援のおかげで走り切れました。今後は単独で走っても最後までペースを保って走り切れる力をつけ、2月以降のレースでも納得のいく走りをしたいと思っています」
2月22日に発売の「ランナーズ4月号」では、
大阪国際女子マラソンのレースの模様と、井野さんに沿道から声援を送った夫の洋平さん(ランナー)による応援記を掲載予定です。
(ランナーズ編集部 行場)
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