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2万人が85km以上を駆け抜ける! 世界最大最古のウルトラマラソン コムラッズマラソン④

2026年7月01日

完走者たちにインタビュー
「なぜコムラッズマラソンは愛されるのか」

今回エントリーの定員(2万2000人)が約10時間で埋まったコムラッズマラソンはなぜ人々に愛されるのか。完走者たちに聞きました。


限界を試せる究極のレース
Welile Mdungeさん(49歳・8時間53分40秒・南アフリカ)


キツいレースでしたが、早朝や仕事後を中心に月350㎞走った効果が表れ、9時間切りで12回目の完走を果たせました。コムラッズマラソンは自分がどこまで走れるか、どこまでいけるのかという限界を試せる「究極のレース」。地域の一体感や世界各国からランナーが集まってくることに魅力を感じています。


「ヒューマン・スピリット」そのもの
Opta Museve Wezhira Hoveさん(43歳・8時間50分51秒・ジンバブエ)


初めてグリーンナンバーで完走できました。コムラッズマラソンとは、「ヒューマン・スピリット」そのものです。異なる大陸や国から来た、さまざまな人々が出会う人間の精神の場です。最近いとこを亡くしたので、今回は彼のために走りました。61㎞地点では家族が応援してくれました。現在5歳の娘といつか一緒に走れたらいいなと思っています。


走ること自体がとてつもない偉業
Luke Stegmannさん(36歳・9時間10分19秒・南アフリカ)


4回目の完走です。レースはよく組織され、サポート体制も万全でした。誰もが自分のことを応援してくれますからね。100マイルレースなどは他にもありますが、これはアフリカで、いや世界全体で見ても最大で、最も長い歴史を持つウルトラマラソンです。ですから、コムラッズを走るということはそれ自体がとてつもない偉業なのです。


「不可能なんてない」と示すことができる
Yolandi VAN den Bergさん(39歳・9時間31分45秒・南アフリカ)


私は下りコースが得意なので、今日はちょっとキツかったです。私はコムラッズをあきらめずに走り切る姿を見せることで、子どもたちに「不可能なんてない。強い意志を持って、自分の夢を追いかければいい」と示せると考えています。6回目の完走だったので、10回完走してグリーンナンバーを手に入れたいですね。


沿道のサポートがオープンで温かい
Latudi Surprise Makofaneさん(43歳・9時間1分34秒・南アフリカ・左)
Lazarus Mogoaneさん(56歳・9時間18分35秒・南アフリカ・右)


13回目と26回目の完走でした。南アフリカで走っているすべての人にとって、コムラッズは国を代表する最高峰のマラソンです。沿道のサポートが非常にオープンで温かく、背中を押してくれます。毎年このレースに向けて、他の経験豊富なランナーたちと一緒にキャンプ(合宿)に入り、そこでしっかりとトレーニングを積んでいます。


日本勢も多数参加! 岡山選手が大会新で5位


今年のコムラッズマラソンには100㎞日本記録保持者で2024年世界選手権優勝の山口純平選手、22年世界選手権優勝の岡山春紀選手、24年世界選手権4位の曽宮道選手、プロランナーで国士舘大学コーチの福田穣選手と日本のウルトラマラソン有力 選手が参加した。

結果は岡山選手が5位(5時間24分46秒・大会新)と日本勢2人目となる入賞を果たし、曽宮選手が15位、山口選手が28位、福田選手は215位だった。岡山選手は「沿道は熱気に溢れていて、ここまで鳥肌の立つ大会は初めてでした。優勝を狙っていただけに悔しさもありましたが、大会新記録というタイムは思った以上に良く、自分自身でも驚きでした」







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