ランナーズonline Premium

鰻を食べて、記録うなぎ上り! ―― ランナー勝負メシの新定番②

2026年1月01日

※本記事は『ランナーズ2026年3月号』掲載内容になります。

パリ五輪男子マラソン6位、赤﨑暁選手にインタビュー
「レース前日はご飯大盛り、うなぎ丸々1尾を食べます」


昨年のベルリンマラソンで自己ベストの2時間6分15秒(2位)をマークした赤﨑暁選手(写真:ロイター/アフロ)
昨年のベルリンマラソンで自己ベストの2時間6分15秒(2位)をマークした赤﨑暁選手(写真:ロイター/アフロ)

パリ五輪男子マラソン代表の赤﨑暁選手(クラフティア)も勝負メシがうなぎだ。

赤﨑暁(あかさき・あきら)
クラフティア陸上競技部所属。2024年パリ五輪男子マラソン6位(2時間7分32秒)。フル自己ベスト2時間6分15秒(25年ベルリン)。1998年生まれ、熊本県出身。


ーーレース前の勝負メシはうなぎですか。
「マラソンに限らず、トラックレース前日も、近くにうなぎ屋さんがあれば必ず食べます」

ーー何がキッカケでうなぎを食べるようになったのですか。
「奥さん(優花選手・パリ五輪女子マラソン6位)がずっと『勝負メシはうなぎ』と言っていたからです。オリンピアンが言っているのだから、いい食べ物なのだろうと思い、24年ごろから食べるようになりました」

ーーうなぎの効果は?
「良質なたんぱく質と一緒に炭水化物のご飯が取れるのはもちろんですが、それ以上にメンタル面の効果が大きいと思います。うなぎを食べると気分も上がるし、記録もうなぎ上りになるかもしれないという、験担ぎの意味合いもあります。実際、食べ始めてから記録も伸びています(笑)」

ーー精神面への影響が大きいわけですね。
「トラックレースもそうですが、特にマラソンは練習の段階で結果が8割程度は決まっていると思います。あとは気象条件、メンタルの問題です。食べたいものを食べることができたら、気持ちが乗ってきます」

ーーレース前にうなぎを食べるタイミングは?
「前日の夜が多いです。ご飯は大盛り、うなぎは丸々1尾。うなぎでご飯が見えなくなります。まず3分の1をそのまま、次は3分の1に山椒を掛けて、残りは気に入ったほうで。味変しながら楽しんで食べます」

ーー普段も食べることがありますか。
「うなぎは疲労回復、筋肉の回復に効くのでダメージが残る練習の後に食べます。マラソンに向けた合宿では基本的に1日3部練習で50㎞以上、走ります。40㎞走が入ると計70㎞になります。そういうときは、自然とうなぎが食べたくなります」

ーーいまは、奥様と一緒にうなぎを食べますか。
「月1~2回くらい食べに行っていると思います。今年のニューイヤー駅伝後のリフレッシュ休暇中も熱海でうなぎを食べました。旅行先でも『夜ごはん、どうしようか』というときは、肉ではなく、うなぎになることが多いです」

ーー周りにうなぎを食べている実業団選手は多いですか。
「初マラソンの前に『これからマラソンを始めます』という話をしたら、『レース前はうなぎを食べる』と言っていた人が多かったです。チームメイトの大塚(祥平・フル2時間6分38秒)さんもそう話していました。栄養面はもちろんですが、やっぱり気持ちが上がる食べ物だから選ばれるのだと思います」

ーーやはり、勝負メシはうなぎがお勧めですか。
「マラソンを走るにはいい食べ物だと思います。食べれば記録も『うなぎ上り』になるかもしれません」

文/吉田誠一







※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ9月号 7月22日発売!


脳のリミッターをはずして速くなる!

「僕は脳のリミッターをはずすことができるから、力を出し切れる」。1月のニューイヤー駅伝で22人を抜いたプロランナー・吉田響選手はそう語ります。「失速の原因は脳がブレーキをかけること」という理論を度々取り上げてきた本誌は今回、吉田響選手に「吉田流・脳のリミッターのはずし方」を徹底インタビュー。ランナーの実体験から、ランナーが脳のリミッターをはずして持てる力を最大限に発揮する方法を学びます。

ジョグジョグが聞く、教えて! あなたのMy Run, My Peace
純烈・後上翔太

50周年記念キャラクター・ジョグジョグが、走ることの魅力を探る連載第7回。今回は、歌謡コーラスグループ・純烈のメンバーとして、全国各地の温浴施設でも数多くのステージに立ってきた後上翔太さん(39歳)。「お風呂とマラソンの相性は最高。銭湯×ランニングの親善大使になりたい」と語る後上さんのランニングライフを聞きました。

夏を制する黄金タイムは?
朝ラン vs 夜ラン

これからの時期、日差しの強い昼間走ることは、とてもではないが難しい‥‥‥。では、いつ走るかというと、候補となるのは必然的に「朝」と「夜」の2つ。本企画では、朝ラン派と夜ラン派が実践談を通してそれぞれの利点を紹介。さらに、練習効果を倍増させる方法や、「朝起きてすぐに走り出しても大丈夫?」「夜にスピードを上げて走ると、その後なかなか眠れない」などのお悩みに専門家が答えます。



本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。



※こちらから記事検索ができます。

「ランナーズonline」 一覧に戻る