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ロンドンで人類初の2時間切りが誕生!「驚異的ペースアップの裏側」⑤

2026年5月01日

“記録ずくめ”のロンドンマラソン 来年は2日間で10万人が走る?

写真は2025年大会(提供/TCS London Marathon)
写真は2025年大会(提供/TCS London Marathon)

1981年に始まったロンドンマラソンは、タワーブリッジなどの観光名所を駆け抜けバッキンガム宮殿前にゴールする、ロンドンのど真ん中を走る世界屈指の大会。2026年は「人類初の2時間切り」だけでない、“記録ずくめ”の大会となりました。

抽選倍率世界最高!? 申込数133万人超 [2027年大会]

来年4月25日に開催される2027年大会の抽選申込が4月末に行われ、133万8544人が申し込んだ。これは前年比18%の増加で、2024年大会応募者数の2倍以上に相当する。応募者の内訳は英国内からが100万8091人(英国人口の1.8%に相当)、男女比はほぼ同じ。最も多かった年代・性別は20~29歳女性で、17万9000人以上。また英国内からの応募者の35%が18~29歳だった。英国外からの応募(約33万件)は、200カ国以上から寄せられた。抽選結果は7月上旬に発表される。


ミニ・ロンドンマラソンにキッズ&若者約2万人参加 [2026年大会]

土曜日には子どもや10代の若者が参加する1マイルや2.6㎞の距離のミニ・ロンドンマラソンを開催。日曜日のフルマラソンと同じザ・モールにあるフィニッシュラインを駆け抜ける。2026年は過去最多となる1万9645人が参加した。


来年は2日間開催で10万人が走る!? [2027年大会]

主催者は2027年大会について「2日間にわたって開催する形式を検討中」としている。この企画が承認された場合、2027年4月24日(土)と4月25日(日)の2日間で10万人の参加が可能になるかも!?


完走者数世界最多5万9830人 [2026年大会]

2026年大会は5万9830人が完走し、マラソンにおける最多完走者数としてギネス世界記録を更新。最年長完走者は88歳、最年少完走者は18歳だった。


5月1日時点で約186億円![2026年大会]
募金額世界最多のイベント


ロンドンマラソンのエントリーにはチャリティ枠が設けられており、1日限りのチャリティイベントとして世界最大規模の募金額が集まる。2026年大会は、2025年のロンドンマラソンで樹立された8,730万ポンドの過去最高を5月1日時点ですでに上回る8,750万ポンド(約186億円)以上が慈善団体への寄付金として集まっている。最終的な総額は9月に発表される予定で、9,000万ポンド(約191億円)を超えると見込まれている。


制限時間8時間
フィニッシュラインは深夜まで[毎年]


制限時間は8時間とされているが、公式HPには「このペースを維持できない場合でも走り続けたい場合は歩道へ移動してください。当チームがゴールまでサポートいたします。なお、セント・ジェームズ・パークのフィニッシュラインは、23時59分59秒に閉鎖されます」と記載されている。


ギネス世界記録が多数誕生[2026年大会]

2026年大会は71件のギネス世界記録挑戦があり、そのうち38件で記録が更新された。その中には「本のキャラクターの仮装をしたマラソン最速記録(男性)」(2時間27分41秒)や「多発性硬化症を抱えてのマラソン最速記録(女性)」(2時間59分32秒)も。


ペーサー162人
5分刻みに配置[2026年大会]


ロンドンマラソンはペーサーの手厚さも特長のひとつ。3時間00分から4時間15分までは5分刻み、それ以降も10~15分刻みのゴールタイム設定でペーサーが配置されている。2026年は計162人のペーサーがランナーをサポートした。


主催者「我々のミッションは、人々に行動を促すこと」

主催のロンドンマラソングループCEOのニック・ビッテル氏は2024年の本誌インタビューに次のようにコメントしている。

「我々のミッションは、人々に行動を促すこと。沿道で応援している人の3人に1人が行動を起こそうとインスパイアされるという調査結果があります。そのマラソンの力を生かしたい」「レースディレクターとして大切にしていることは、参加者に良い時間を過ごしてもらうこと。人がまたそのスポーツをやろう、と思う一番の理由は〝enjoy〟なのです。なので素晴らしい体験を作ることに注力しています」






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