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【悩み解決!】インターバル走のやり方って?

2017年5月17日

初めてインターバルトレーニングを行いました。1000mで、1本目3分56秒、2本目4分02秒、3本目3分55秒、4本目4分02秒、5本目4分10秒、6本目4分00秒、つなぎは、2~3分ウォーキングをしました。このようなやり方でよいのでしょうか? ネット上で見たほかの方の練習メニューでは、1000mインターバルの場合は1000m ⇒ つなぎジョグ ⇒ 1000m、などがありましたが、1000mダッシュの合間に「歩く」はダメですか?(ジョンさん/30代・男性・ハーフのタイム1時間44分)

  • 【あしくりさんの回答】
    合間の時間は一定に

私の考えですが、基本インターバルは心拍数が高いうち(走り終わって整わないうち)に次の一本を行うものだと思います。2~3分歩くというのは幅が大きいので、2分後と3分後では心拍数で大分違いがでてくると考えられます。一定にした方が良いでしょう。私は1000mか400mのインターバルをするときは200mのジョグでつないでます。1000mなら本数は4本か5本。ペースは3分45秒前後。落ち込むと4分かかるんでジョンさんと同じくらいだと思います。200mのジョグはだいたい1分強くらいで繋いでいます。

結論としては繋ぎで歩くのはありです。ただ2~3分歩いているうちに心拍数が平常×1.5程度になってしまうようなら、インターバルの効果は薄いと思います。

  • 【キッシーさんの回答】
    歩くならレスト時間の短縮を

歩くのもアリだと思いますが、その場合、間を1分にするなど、レスト時間を詰めて行うほうが効果的と私は思います。

  • 【亀さんの回答】
    急走・緩走の反復が効果的

インターバルで歩くことは、ダメとは言わないものの、効果は薄くなるかと思います。ジョンさんの方法ですと、インターバルとレペ走(※)の中間みたいな感じを受けます。

インターバルトレーニングは、「緩走」と「急走」の反復練習です。1km「急走」をしたら500m~1kmの「緩走」を連続して繰り返す、という感じです。

私はジョンさんほど速くありません。が、一応私の設定をご紹介します。

緩走 500m 7分00秒
急走 1000m 5分40秒
緩走 500m 6分30秒
急走 1000m 5分40秒
緩走 500m 6分30秒
急走 1000m 5分40秒
緩走 500m 7分00秒

以上で5kmになります。
最初と最後の500mはアップとダウンの意味で一層ゆっくり走ります。

(※)レペ走= レペティション走 のこと。決められた距離を全力、または全力に近いペースで走り、疲労を完全に回復させてから、再び全力に近いペースで走ることを繰り返すトレーニング法。

  • 【こそ練ジョグさんの回答】
    だんだんペースを速くする

できれば、1本目から6本目までだんだん速くなるようなペース配分にするのがベストだと思います。また、つなぎはゆっくりジョグ(キロ7~8分かそれよりゆっくり)が良いでしょう。

  • 【koujihさんの回答】
    フォーム作りも意識して

インターバル走の目的は「速く走るための大きなフォームづくり」と「心肺能力の強化」です。インターバルのつなぎをジョグにするか歩くかという点は、心肺能力強化という点ではどちらでも良いですが、フォームづくりという点で、次の疾走に備えて整えられるジョグでフォームづくりをしたほうが良いです。

それと、インターバルトレーニングでは身体を大きく動かすため、十分なウォームアップが必要です。股関節と胸郭がスムーズに動かないと、身体の動きが代償動作になってしまい、本来鍛えるべき箇所が鍛えられません。

インターバルはやり方を間違えると故障につながるトレーニングなので気をつけて行ってください。私は他の練習の終わりに2~3本、刺激入れ的に実施しています。

  • 【mitsuon】
    おすすめは「ヤッソ800」

30年前、高校の陸上部で中距離を専門にしていました。インターバルは、地獄のトレーニングというイメージでした。全力で走った後、相応のペースでつないで、ゼーゼーいいながら次のダッシュというかんじでしたから。

インターバルトレーニングは心拍を一気に上げることを繰り返すことが目的ですから、つなぎはウォーキングでも良いと思います。
ちなみに私が最近行っているのは「ヤッソ800(※)」というインターバル練習。フルが3時間の場合、800mを3分で走り、その後400mを3分でつなぐ。これを10本します。フルが4時間であれば、800mを4分、つなぎの400mを4分で走るようです。おすすめです。

(※)「 ヤッソ 800
800m×10本のインターバルの設定タイムを、以下のようにフルマラソンのタイムから算出して行う方法

フルマラソン●時間▲分の人の場合
800mを●分▲秒で走り、リカバリー400mを●分▲秒(800m1本のタイム)でつなぐ

  • 【myaaさんの回答】
    歩くなら疾走のペースを上げて調整

インターバル走は疾走+繋ぎジョグを1セットとして、心肺に刺激を入れると共にスピードの養成を図ることを目的とするトレーニングです。疾走のパートでキロ何分ペースで行うのか、というところに目がいきがちですが、このトレーニングの肝は、繋ぎジョグのパートでどれだけレストを取るのかというところにあります。

初心者がこのレストを2~3分とることは故障防止する上で許容範囲ですが、慣れてきたら120秒を400mジョグで繋ぐなど、繋ぎジョグの時間を短くしていくと良いでしょう。
短くすることで、心肺に負荷をかけることができます。

もし、繋ぎジョグを歩きで行うなら、そのぶん1000mの疾走ペースを3分59秒以内にするなどし、設定ペースを上げて調整しましょう。スピードも鍛えることができます。最初は設定ペースも距離も、何本やるのかも手探り状態だと思いますが、いろいろなパターンを試すことによって自分に合ったやり方が見つかると思います。

  • 編集部より

インターバル走の適切なペースは人それぞれ。他の人の練習メニューを参考にしても、これで正解なのか? と質問者さんのように不安になる人も多いはず。「ヤッソ800」のようにトレーニングの適性ペースをレースタイムから算出できるものやレストの長さを調整しつつ、無理のない、自分に合った練習ができるといいですね!





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