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日本の大会とは違う点がいっぱい

海外マラソンはココに注意!

言葉も文化も異なる異国の地でマラソンを走るとなると、不安なこともたくさん。でも事前に知って準備しておくことで、解消できることがほとんど。海外マラソンに出場経験者が教えてくれた失敗談やアドバイスもご紹介します。

●必要なものは日本から持っていく

シューズやウエアだけでなく、レースで使うものはすべて日本から持って行くのが原則。特に補給食は、味や食感が違うだけで身体が受け付けないこともあるうえ、そもそも補給食が出ない大会も。せっかくの海外で、買い物に奔走して時間とエネルギーを費やすのも、もったいない話。

●距離がマイル表示の大会もある

コース上にはたいていマイルとキロメートル、両方の表示があるけれど、アメリカやイギリスなどマイル表示の国では、キロ表示があまり目立たないことも。給水所も「2マイルごと」など、マイルを基準にしている場合もあるので、ペースをきっちり管理して走りたい人は、1マイルあたりのペースも算出しておくと安心。

●ヨーロッパは路面が硬め

石畳や石板の多いヨーロッパの街を舞台にした大会では、日本の道路よりも硬い路面を走る場合が多いもの。そのため、シューズ選びもその点を考慮して、いつもよりクッション性を重視したものを選ぶほうが安心。

●気温や気候に注意!

現地の気温をチェックするときは、最低気温と最高気温の両方を確認しておきたい。1日の寒暖差が10度以上という地域も珍しくないので、長袖と半袖を両方用意するなど、ある程度幅をもたせてウエアを準備しよう。アームウォーマーや帽子、グローブなどの小物も便利。紫外線の強い国ではUV対策も必須。

●トイレ事情も要チェック

日本の大規模大会もそうだが、並ばずにトイレに入れるケースはまずない。早めに行って並ぶ、会場に着く前に済ませるなど、あらかじめ「トイレ戦略」を立てておいたほうがいいだろう。またアンケートでは「ペーパーがなかった」というコメントも見られたのでティッシューも用意しておきたい。

●「観光はレース後に」が理想

観光の日程をレースの前と後、どちらに入れるべきかについては、レースの後をお勧めしたい。レース前に観光で歩き回ると、本番前に疲れてしまううえ、地元の食事も思い切って冒険できない。レース前は、レースの準備に集中し、レースを終えて安心して飲んで食べて遊ぶ。これが理想的なスケジューリング。

持って行くと意外に便利なもの

●使い捨てレインコート
ヨーロッパや北米では、日中は暖かくても早朝はかなり冷えることも。また、大規模な大会では、荷物を預けてからスタートするまで屋外で1時間近く待つこともある。そんなときに1枚あると便利。ゴミ袋などで代用してもOK。
●汗拭きシート
レース後すぐにシャワーを浴びられない場合も多い。汗拭きシートを預ける荷物に入れておくと、着替えのときにさっと汗を拭くだけでもリフレッシュでき、そのまま観光にも出かけられて便利。
●現金
財布やパスポートなどの貴重品はホテルの貴重品ボックスに預けておくべきだが、荷物預けのバッグに20ドル程度の現金を入れておくと何かと便利。帰りの交通費やゴール直後にビールで乾杯、なんていうこともできる。
●アルファ米
レース前だけはどうしてもお米を食べたい、という人は、災害用の非常食としても注目されているアルファ米が便利。フリーズドライなので軽量で、水やお湯を入れるだけでインスタントとは思えない食感のごはんが出来上がる。




やっぱり体調管理が重要

★時差を含め、体調管理がポイントになるため、できれば前々日に入国し、余裕をもってスタートラインに立てるようにしたい。スタートするまで、水・食べ物など、なるべく日本と同様な物にするよう気を配り、ゴールした後に現地食などを楽しむようにするといい(しげちゃん)

★体を調整するほどの滞在期間はとれない場合は、ホテルはせめてバスタブがあるところを選択した方がいい。シャワーのみでは、疲れをとるには不足。(nonnon)

★大会直前は腹を壊しそうなローカルフードを控えました。言葉が通じない国の大会はゴール後ホテルに戻るまでのタクシーが捕まらず困ることも。ゴール後のことも考えて日本の大会の8割くらいの力で走りました。(べーちゃん)

★ホノルルマラソンは、日本からは夜発・現地早朝到着となりますが、飛行機で寝られなかった分、ホテルで寝ようとせず、深夜2時起床とかになるので、現地時間に慣らさず、そのまま時差逆転させたまま当日を迎えるようにしたほうがいいと思います。(しんちゃん)

★ヨーロッパでは一般的に水道水は飲むことができず、ペットボトル入りの水を買って飲むことになります。日本の軟水とは異なり硬水、お腹が弱い人はひどく下すこともあります。自信のない人は、せめてマラソン大会当日までの飲料水を持参するなどの工夫を。(マドモワゼル・ヒロコ)

★最初の海外では友人と二人でホテルの相部屋だったが、相棒のイビキがうるさく、気も使うので、お金に余裕があるのであれば個室が良い。(snow_crystal)

★時差があるので、なかなか睡眠が十分に取れません。取れないものだと割り切ることが大切でしょう。日本の大会のようにきっちり運営されないことの方が多いです。これも割り切りが必要だと思います。また、前日も観光をバンバンしてしまい、疲れた足で走ることがいつもです。これも仕方ないかと思ってます。(にったり)

レースのための装備と携帯品

★外国人(特に白人)は寒さに強いので、真似せずに、十分な雨、寒さ対策などをして行った方が良いかと思います。(たけちん)

★海外マラソンは給食が出ないと噂には聞いてましたが、まーなんとかなるだろうと。甘かった!早朝3時過ぎにワイキキをバスで出発するため2時にホテルの部屋で買っておいたサンドイッチを食べたきりで、スタート地点に到着し、バタバタとゼッケンを付けたりしていて食べる物も持って行かず……、お金を20ドルぐらいポケットに持ちましたがコンビニ1件もありません!ハンガーノックになって20km過ぎからずーーーっと歩いて完走となりました。これから私は海外マラソンはリュックをしょって食べ物携帯して行こうと思いました。(タピオカ)

★ホノルルマラソンで大雨に振られた時があり、「常夏だから」と思っていて、カッパ程度の雨除けだけで、身体が冷え切ってしまい、腹痛も起きて散々な結果になってしまった。リタイアのやり方も知らなかったので、結局ゴールまで歩く事になり、最悪の記録になっている。(うのちゃん)

★エイドは日本のように期待することなく、ウェストポーチ等で持って走ることをお勧めします。(水や、飲んだことのないドリンクばかりだったような記憶があります。)(一匹狼)

★暑さ対策では手のひらサイズのジップロックを持っていくと沿道でもらえる氷を入れて首やキャップに入れて頭を冷やせるので便利。(まり)

★グアムの場合はアスファルトが日本に比べると硬いのでクッション性の高いシューズを選びました。(Yukawa)

事前にしっかり調べておくことが必要!

★ずっと写真を撮っていたら、携帯が充電切れてしまった。何とかホテルまで辿り着けたが、どの駅で降りるか分からなくなってしまった。個人旅行の場合、交通手段の確認は必要と感じました。(pooh)

★ウィーンマラソンで、計測用のチップをもらい損ね時間計測ができなかった。チップだけが別の受付になっていた!(Konodai)

★競技終了後、バスに乗り込んだら、全く別方向のバスに乗ってしまい、結局は途中下車して何とかタクシーで帰ってこれた。言葉もわからない、つまり人に聞いてもわからない、文字が読めない、つまり看板や案内を見ても全く分からない。国内以上に下調べが必須、余裕のあるお金も必須で、最悪はホテル名さえわかれば、タクシーで帰れます。(sod)

★個人旅行で参加した際、荷物を預ける場所をきちんと確認して行かなかったため、探すのに時間がかかり、スタート時間ぎりぎりになってしまった。事前にHPで場所は確認可能だが、現場に表示があるだろうと思ってよく確認していなかったところ、意外に表示がなく迷ってしまった。(しゅうしゅう)。

★大会事務局から送られてくるメールのチェックをこまめにしておくことが必要です。日本のように申し込んだらすべて完了ではありません。パリでは健康診断書の送付が必要でした。ベルリンではエントリーシートをプリントアウトして持参しなければなりませんでした。ニューヨークではスタート地点への交通の選択やエントリーシートをプリントアウトして持参する必要があります。(さすらいのゆっくりランナー)

いろいろ想定して準備しておきたい!

★大会中、家族をアテンドしてもらう人を探しておくこと。GPSウォッチは海外でも使用できるものを選んでおく。マイル表示が多いので、キロに換算したペース表を作っておく。飛行機に乗る際、シューズとソックスはロスト対策で、預けずに機内持ち込みにしておく。(くぼりん)

★家族など応援者との待ち合わせは、現地では携帯が使えないなどの制約がある場合、念入りに場所を確認しておくといいと思います(うき)

★ソウルマラソンで、走っているっとき沿道から「イルボン ファイティン」(日本人がんばれ)と応援をされたことにうまく答えることができなかったことが反省。(KAY)

★初マラソンが初海外マラソンとの暴挙(!?)に出ましたが、30キロの壁にもろにぶち当たり、足がほとんど動かずコース途中の救護室へ入ろうと何回も考えましたが、よく考えると今の自分の症状を言葉で伝えることができない…。結果、歩きつつ走りつつ何とかゴールすることができたのですが、今考えてみれば有事の際(特に故障の場合)の助けを求める言葉を紙に記入して持っておくべきかなと思いました。(narumomo)

★ホノルルマラソンに参加した時、昼からの暑さにやられて熱中症になり、途中で走れなくなって、休み休みでゴールしました。時間制限の緩さに乗じて、前半でクリスマスイルミネーションの撮影や風景を楽しんでいて、時間をかけすぎてしまったので、太陽にさらされる時間が長くなってしまった。(ぱおぱお)

★カーボローディングとして前夜や当日朝にカップラーメンを食べたいという人は多いと思う。日本のコンビニのように「ただの箸」はくれないので、銀のフォークを現地で買うことになった。その後、自分の箸やフォークなどを持参するようにしている。(snow_crystal)

*海外マラソン体験アンケートにご協力いただいた方の回答から抜粋し掲載させていただきました。ご協力いただいた皆さん、ありがとうございました!


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