今年は9月・10月の北海道で一足早くレースシーズンスタート！

第2回日本最北端わっかない平和マラソン

9月初旬の平均気温は18～19℃という稚内市。その宗谷岬にある日本最北端の地の碑前をスタートし、サハリンの島影や利尻富士を眺めながらアップダウンの少ない海沿いを走るワンウェイコースです。また、この大会の大きな特徴のひとつが風。稚内市は風速10mを超える日が年間90日以上、年間平均風速が7mという風の街。昨年は強い向かい風のなかでの開催でした。今年は追い風となるか。目標タイム3時間以内～5時間15分以内でペースメーカーも配置されています。

オホーツク網走マラソン2019

大会開催日の9月29日の平均気温は13.9℃という網走市。網走刑務所正門前をスタートし市街地を抜け、能取半島の「美岬ライン」へ。半島先端の能取岬は映画やコマーシャルのロケ地としても有名な場所。オホーツク海や知床連山を眺めつつ、能取湖側を回り市街地へ戻ります。最後はひまわり畑の広がるなか大曲湖畔園地でフィニッシュ。北海道ならではの景観のなかを走れるコースです。コースだけでなく、「監獄和牛」などの網走グルメ、網走刑務所の焼印入り完走メダルも網走ならでは。今年から全日本マラソンランキング対象予定。

第41回別海町パイロットマラソン

10月初旬の平均気温は11～12℃台という別海町。町には人口の約7倍、11万頭以上の牛が飼われていて、牧草地帯が根釧（こんせん）台地に広がります。その中にのびる長い直線コースを走る大会です。フルマラソン完走賞は別海産の鮭を丸ごと一本、前日の開会式ではアイスクリーム無料配布、大会終了後のお疲れ様親睦会ではジンギスカン等の食べ放題（要会費）と、コースも歓迎の仕方も北海道らしさがあふれます。

第44回札幌マラソン

札幌市の10月上旬の平均気温は平年13～14℃台。その秋の札幌を走る大会です。ハーフのスタートは真駒内公園を横断する五輪通。大通公園やすすきのなど市内中心部や、地元ランナーにおなじみの豊平川サイクリングロードを走り、真駒内セキスイハイムスタジアムに戻ります。前半が緩やかな下り、後半は上り基調。ハーフと10kmは日本陸連公認コース。
（写真提供：読売新聞社）