夏の成果はウルトラで　9月開催ウルトラマラソン大会

白山白川郷ウルトラマラソン

ユネスコ世界遺産の飛騨白川郷からスタートする白山白川郷ウルトラマラソン。岐阜県白川村の合掌造りの棟々を背にスタートし、山を越えて石川県の日本海沿岸まで走るコースです。岐阜県から石川県へと県をまたぎ、山・川・海をつないだコースは絶景ポイントも多く、スマートフォンを片手に走るランナーもいるほど。「報恩講汁（ほうおんこうじる）」など地元名産の給食も特長のひとつ。

安芸太田しわいマラソン

“しわい”とは安芸太田市の方言で「しんどい」「苦しい」「厳しい」「つらい」のこと。アップダウンが続く山間地や井仁（いに）の棚田など安芸太田市の自然の中を走ります。このコースを特に“しわい”コースにするのがフィニッシュ直前に温井ダムの堤体を上る481（しわい）段の階段。前回大会は100kmで約7割、88kmで約6割のランナーが時間内完走を果たしました。

山陰海岸ユネスコ世界ジオパーク　丹後100kmウルトラマラソン

京丹後の日本海沿いと山を走るコース。最高地点は400m程度ですが、ユネスコ世界ジオパークに認定された山陰海岸ならではのアップダウンが続きます。一方で入り組んだ湾で形成される海岸沿いのコースからの日本海の眺めは美しく、ジオパークらしく自然の造形の不思議を感じさせてくれます。100kmを10回完走したランナーには「TI-TAN」（タイタン）の称号が贈られ、次回からは特別ナンバーカードに。

苗場山麓ジオパーク津南ウルトラマラソン

前回大会より、フルマラソンからウルトラマラソンへと衣替えした本大会。100kmの部は1周15.9kmの周回コースを6周と4.6kmを1周するコース。1周あたりの高低差は269mで、累積標高は2846m。本大会の特徴となっているのが発着点にもなっているホテルニューグリーンピア津南前のエイドステーション。ホテルの料理人が腕によりをかけて地元食材を使った給食を提供します。

村岡ダブルフルウルトラランニング

1000m級の山々に囲まれ冬は豪雪地帯となる兵庫県香美町村岡地区。本大会は9月の終わり、それら山を駆け巡るようなコース設定がされています。100kmの部の標高差は900m、累積標高は2550mになるというコース。村岡地区全域にわたるコースには公設エイドステーションも27か所おかれ、ランナーの完走をサポートします。