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ランナーズマイスター認定制度「RUNNERS MEISTER」

新着情報

ランナーズマイスター中級ワークショップin富士北麓開催

実施カリキュラム内容

1日目(9/14(日))

  • 人はみんなスタート地点が違う:自分の走りの現状を知ろう(前河洋一先生)
  • <実技>走る準備の基礎の基礎:走る前の身体チェック/故障予防とケア(トレーナー・山川忠明先生)
  • <実技>分かっていたつもり、実は違ったトレーニング・LSDの実際(浅井えり子先生、元NTT陸上部・藤野英之先生)
  • マラソントレーニングの「なぜ?」を理解すれば走力がアップする(前河先生)
  • あなたのトレーニング法は正しい? 市民ランナーに、本当に必要なものとは(山本正彦先生)
  • 2日目(9/15(祝))

  • ランナーの身体のことも知っておこう:市民ランナーのための運動生理学(山本先生)
  • <実技>ランニングフォームをチェックして、より効率的に走る(フォーム動画撮影つき)(前河先生、山本先生)
  • <実技>走る準備の基礎の基礎:知っておくべき補強トレと動き作り(浅井先生、藤野先生)
  • <実技>ケースワーク:プロ直伝、マラソン&レース成功+目標達成のコツ(Q&A)(前河先生、山本先生、浅井先生、藤野先生)
  • <実技>安全なランニング・危険なランニング/ランナーの救急救命(ランニングドクター・福田六花先生)

市民ランナーのリーダーを目指し、50人が全国から集結
2014年9月14日(日)、15日(祝)

世界遺産に認定された富士山のふもと、富士北麓運動公園(山梨県富士吉田市)を会場に、第1回目となるランナーズマイスター中級ワークショップが、9/14(日)、15(祝)の2日間にわたって開催。参加した50人の受講者は、全国から自らのランニングを高め、市民ランナーのリーダーとなることを目指して集まりました。
ワークショップのカリキュラムは10のユニット(科目)からなる講義・実技から構成され、講師はランナーズマイスター養成講座を監修する国際武道大教授・前河洋一先生を始め、ソウル五輪マラソン代表・浅井えり子先生、東京学芸大学准教授、ランニングデポ会長・山本正彦先生ほか、ランニング指導実践の第一人者が務めました。
それぞれのユニットでは、専門の講師による、ランニングの基本基礎でありながら市民ランナーが身に着けておくべき知識、技術が伝授されました。受講者はこれまで自身の経験に基づいて行ってきたランニングを振り返り、検証。また新たな発見や気づきもあり、走ることに関する視野を広げました。

2日目のユニット終了後、特別ゲストとして、立正大学教授で市民ランニング指導の草分けである山西哲郎先生のトークセッションとして、市民ランニングの歴史を紐解きながら、走ることを考え、伝える重要性、必要性についてのレクチャーが行われました。
また、オプションの企画として、1日目夜には講師を交えた懇親会、2日目朝には朝ランも実施。受講者相互の交流も深めました。


講義では、ランニングの最新情報やランナーズマイスターとして身に着けておくべき知識が伝授された

講義では、ランニングの最新情報やランナーズマイスター
として身に着けておくべき知識が伝授された

身体の柔軟性やケア法、テーピングの実践を体験

身体の柔軟性やケア法、テーピングの実践を体験

動物の動きを取り入れて、人間本来の動きを取り戻す補強、ゴリラ歩き

動物の動きを取り入れて、人間本来の動きを取り戻す
補強、ゴリラ歩き

陸上トラックで動き作りを実践

陸上トラックで動き作りを実践

AEDを使った救急救命の方法も学びました

AEDを使った救急救命の方法も学びました

2日目実施の朝ランでは、有志参加の受講者が富士登山競走のコースの一部を浅間神社まで往復しました。

2日目実施の朝ランでは、有志参加の受講者が富士登山競走のコースの一部を浅間神社まで往復しました。

中級ワークショップ参加受講者の声

「土台トレーニング」の重要性を理解しました

全体を通じて理解したのは、自分の走りの現状、自分の身体の事を知った上で、前河先生、山本先生、浅井先生から教えていただいた、基礎となる土台のトレーニングをしっかりして、身体の器を大きくすることが重要と感じました。浅井先生はLSDで小さかった身体の器が大きくなった経験と、たくさんの補強運動もあわせてすると効果があることを教えていただきました。
また、山本先生のお話の中で、箱根駅伝のレギュラーランナーは中高一貫して、高強度、中強度のトレーニングもしているけど低強度のジョグの割合も多い、バランスのとれたトレーニングをしている資料を示されました。一般のランナーにとっても土台トレーニングのジョグは必要で、ゆっくり走ることを大事にすることが重要だと理解しました。
ランニングフォーム撮影では、前河先生のコメントがとても参考になり、他の方のフォームを見ることも良い勉強になりました。ビデオが送られてくるのが、怖いようでもあり楽しみです。
そのほかここで学んだことを初心者のランナーや手探りしているランナーへアドバイスできるような存在になっていきたいです。

きちんと指導を受ける必要性を痛感

これまで独学でのトレーニングにより、一歩ずつ自分なりの「ランニング道」を築いてきました。今回のワークショップでは、ランニングを知り尽くした著名な講師陣から直接「ランニング学」を伝授していただき、今後のランニングライフがより充実するものと確信しています。
トレーニング、運動生理の基礎講義は、たいへん興味深い内容で、ランニングの奥深さを学びました。身体のチェックとケアのユニットでの、柔軟性チェックの実技の前後で、前屈などの柔軟性が大きく改善したことには驚きました。テーピングの実技、ケアグッズの正しい利用法もたいへん参考になりました。
テニスやゴルフのレッスンと同様、ランニングにおいても上級者からきちんと指導を受ける必要性を今回痛感しました。一方でまだまだ私自身のランニング経験は浅いのですが、今後勤務先の陸上競技部の学生への指導や、職場で新たにランニング同好会を立ち上げる際には今回学んだことを基に理論的に初心者を指導できればと考えています。

ランナーに必要なマナーと責任を伝えていきたい

今まで参考書・専門書を中心に学習をし、ランナーズマイスター養成講座テキストも当日まで目を通してきましたが、中級ワークショップではそれらにも載っていないような新たな知識を身につけることができました。
特に浅井先生のLSDとファルトレクトレーニングの取り組み方、山本先生の無酸素性トレーニングのランニングへの有効性などをアスリートの記録を元に知ることができたのが大きな収穫でした。また、前河先生からありました、市民ランナーのマナーと責任というところでは、私自身がランニングクリニックで指導を行っていることもあり、改めてランナーの方々へ伝えなければならない大事な内容でありました。
今回のようにランニングに特化した講義や実技を専門家の先生方から学ぶ機会は多くありませんので、とても貴重な機会となりました。受講されている方も、普段ランニングを実践され、ウルトラマラソンや、全国のフルマラソンに参加されている方ばかりでしたので、相互に交流が図れるのも今回のワークショップの魅力と感じました。

故障への対応、予防策への悩み解決に道筋

市民ランナーサークルや障害を持つ方とともに活動するクラブで、幅広い年齢層の市民ランナーや、様々な障害を持ちながらランニング、ウォーキングを楽しむ方からパラリンピック強化指定選手の伴走者としても接しています。全員に共通している悩みは故障との付き合い方、予防策、さらには自分に合ったトレーニングとは?という、ランナーとして誰もが直面する問題です。
自分自身7年ほどのランニング歴に対して故障で走れなかった期間がトータル2年以上。その中で、距離神話に見事に心酔しての両アキレス腱の故障で1年半走れませんでした。一般的過ぎるがゆえに一体何が正しいのか、という疑問に対しての明確な道筋を示してくれることを期待して初級講座を受講。さらに実際に各分野トップの講師の方々から直接指導を受けられる今回の中級ワークショップ受講となりました。今まで曖昧であった知識や新しい情報を得られたことは、これから指導を行っていく立場となったときに大いに役立つと感じました。さらに、同じ志の仲間と出会えたことも大きな財産です。

2015年3月開催(千葉、大阪)の詳細はこちら



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