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RUNNET TRAIL

トレラン・レースリポート

  • こうふ開府500年記念事業第11回武田の杜トレイルランニングレース

開催日:2019年12月8日(日)
開催地:山梨県(甲府市)
種目:【30km】出走者:710人/完走者:684人/完走率:96.5%

富士山と甲府盆地の絶景が待つ里山を満喫!

リポート/矢島真代さん

2019年の締めくくりレースとして、地元・山梨県甲府市開催の、山の魅力をたっぷり感じながら気持ち良く走れるトレイルレース「武田の杜トレイルランニングレース」に出場しました。2016年、2018年に続き今回は3度目の出場。目標は3時間半切りです。


矢島さんの準備と装備
持ち物は水300ml、ジェル3個、塩分サプリ。服装はドライレイヤー、半袖Tシャツ、タイツ、ショートパンツ、手袋、ウインドシェルです。日課のジョギング(8~10km、週4~5日)+週末の登山のトレーニングで備えました。


武田信玄ゆかりの神社からスタート!

スタートは甲府駅近くの武田神社。出発前に、ランナーの無事を祈念したご祈祷を受けます。


武田信玄公を祭神とした武田神社に集まる選手たち。「いざ出陣」気分!!
武田信玄公を祭神とした武田神社に集まる選手たち。「いざ出陣」気分!!
爽やかな青空の下、一斉にスタート!
爽やかな青空の下、一斉にスタート!

まずは武田神社を1周し、要害山のトレイルに向かいます。途中境内を通過する護国神社では、なんと季節外れの桜を見ることができました。


紅葉があざやかな武田神社をまず一周
紅葉があざやかな武田神社をまず一周
季節はずれの桜もお出迎え
季節はずれの桜もお出迎え

緩い上りの気持ちの良いトレイルが続いた後、第1エイドへ。前日のコースガイダンス・トークショーで甲府市のお味噌屋さんの味噌を使った美味しい味噌汁があると聞いていたので楽しみにしていました。


エイドには水、スポーツドリンクのほかにチョコレート、バナナ、あつあつの味噌汁が並ぶ
エイドには水、スポーツドリンクのほかにチョコレート、バナナ、あつあつの味噌汁が並ぶ

第1エイド通過後は、気持ちよく走れるトラバースが続きます。雪をかぶった富士山や南アルプスの山々がとてもきれいでした。前日のコースガイダンス・トークショーで山本健一選手が「気持ちよくスピードが出せるから、ぶっ飛ばしてくださいっ!」とアドバイスしていたトレイルが続き、そのとおり気持ちよく走ることができました。

16km地点の第2エイド通過、千代田湖湖畔沿いを通り、健康の森という公園内の遊歩道に入ります。ふかふかの落ち葉で気持ちの良いトレイルが続きます。


鮮やかな紅葉が目を楽しませてくれる
鮮やかな紅葉が目を楽しませてくれる
最高のふかふかトレイルを笑顔で駆け抜ける矢島さん
最高のふかふかトレイルを笑顔で駆け抜ける矢島さん

富士山、南アルプス、甲府盆地のパノラマ!

公園内のアップダウンを越えると、25km地点の最終エイド「健康の森サービスセンター前」です。視界の開けた眺望の良いところを通過しますが、ここでも富士山、南アルプス、甲府盆地の絶景が望め、疲れが吹き飛びます。立ち止まって写真撮影されている方もいました。


展望台でひと休みするランナーも。疲れも吹き飛ぶご褒美の景色!
展望台でひと休みするランナーも。疲れも吹き飛ぶご褒美の景色!

「法泉寺山」を過ぎれば、あとは下り坂。トレイルを出たら、300mほどの湯村温泉街を駆け抜けてゴール! 私もラストスパートしました。目標を上回り、昨年より10分速い3時間20分41秒(女子9位/156人)でフィニッシュできました。



ゴール会場の「湯村温泉郷」では山梨名物のほうとうがふるまわれます。冷えた身体に染み渡ります。大根のプレゼントもありました。参加賞の無料入浴券で疲れを癒して帰ることができますし、1年の締めくくりにピッタリの素敵なレースです。


■この大会に次回参加したい方へのアドバイス

・走れるところが多いコースなので、飛ばしすぎないように注意です。抑えすぎもいけませんが、最後まで楽しく気持ちよく走れるようペース配分がカギになると思います。

・里山が中心で走りやすく、季節を感じながら景色やフカフカのトレイルの楽しさが味わえるのでビギナーにもおすすめです。

・前日のコースガイダンス・トークショーは、大会プロデューサー石川弘樹さんの詳細なコース説明、プロトレイルランナーたちによる内容の濃いトークショー、豪華景品が当たる抽選会がありオススメです。


前日のコースガイダンス・トークショーは内容盛りだくさん!
前日のコースガイダンス・トークショーは内容盛りだくさん!
地元開催なので大会準備マーキング付けにも参加。大好きな地元をたくさんの人に走ってもら える、とワクワクしながら準備しました。
地元開催なので大会準備マーキング付けにも参加。大好きな地元をたくさんの人に走ってもらえる、とワクワクしながら準備しました。

リポート/矢島真代さん
  • リポート/矢島真代さん

石川県白山市出身、山梨県甲府市在住。36歳。2016年の金沢マラソン出場をきっかけにランニングをスタートし、目標のサブ4達成。同時期、友人のすすめでトレイルランを開始。山がとても近い現在在住の甲府市でさらに山の魅力にハマり、時間があればトレイルを走っている。いつかUTMFに出場するのが目標!



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