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長年にわたって市民ランニング界に貢献した人や団体に贈られる、第33回ランナーズ賞の授賞式が9月8日(金)に開催され、3人のランナーが栄誉に輝きました。
ランナーズ賞は、新型コロナウイルスの影響で2020年から2022年は休止されており、今回が4年ぶりの選出となります。
今年の受賞者は、日本のランニング研究を牽引する、同志社大学スポーツ健康科学部教授の石井好二郎さん(59)、ウルトラマラソンの普及に貢献したランニングプロデューサーの坂本雄次さん(75)、世界で初めて60歳以上女性サブスリーを達成した弓削田眞理子さん(65)の3人です。
授賞式では3人それぞれに記念の盾と副賞の50万円が贈られ、4年ぶりとあってか会場はいつもの年以上に温かい祝福ムードに包まれました。
先日の世界陸上で大活躍した田中希実選手のゼミ担当教授でもある石井さんが「これからも研究者として、ランニングを実践する者としてランニングの良さや効果を伝えていくのが役目」と表情を引き締めれば、24時間テレビのマラソン企画を長年サポートしてきた坂本さんは「特に若い人たちにランニングの魅力や効用が伝わるよう、これからも市民ランニングの普及に微力を尽くしたい」と力強く語りました。現在も教え子の高校生たちと走る弓削田さんは「いろんな夢が適って幸せ。人生100年ならまだ3分の1残ってる。これを出発点にして、まだまだ世界記録を狙っていきたい」とさらなる夢を宣言しました。
主催:ランナーズ財団