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ストライドが5cm伸びるとフルマラソンが10分速くなる!!①

2023年7月01日

※本記事は『ランナーズ2023年9月号』掲載内容になります。

フルマラソンが速くなるための、新たなアプローチがありました! 走っている最中のストライド(歩幅)が伸びれば自然とタイムは上がるのです。大会にエントリーした全てのランナー、必読です。


黄葉のなかを走るランナーたちの足元

高齢ランナーでも「1cm伸ばして速くなれる」

もし今の筋力、心肺機能のままストライドがあと1cm伸びたら……そんな想像をしたことはないだろうか。ストライドがたった1cm変わるだけでも、フルマラソンでは大きな違いとなる。ピッチが1分間で180歩の場合、フルマラソンでストライドが1cm伸びると、4時間前後のランナーは2分28秒、3時間前後のランナーは1分24秒速くなるため、サブフォー付近であればその5倍となる5cm変われば約12分、サブスリー付近は約7分の違いだ。

たとえばフルマラソンの自己ベストが4時間4分9秒の永見俊也さん(36歳)の場合は、1歩のストライドは90cm、1分間あたりのピッチが192歩。ストライドがあと2cm伸びれば3時間58分となり、サブフォーに手が届く。4時間2分2秒の上野和之さん(59歳)も、ストライドがあと1cm伸びれば3時間59分台。ピッチは167歩とゆっくりであるため、タイムの伸び幅に少し違いが出る。

「ストライドを伸ばすことなんてできるのだろうか……」と思う人もいるかもしれないが、筑波大学陸上部の弘山勉駅伝監督は「少しの工夫で3〜5cmはすぐに伸びます。しかも、筋力というより骨盤の動かし方などのテクニックなので、高齢のランナーでも改善可能ですよ」と語る。ここから紹介するトレーニングを実施してストライドが1cm伸びれば目標達成がグッと近づくはずだ。


検証 もしもあなたのストライドが1cm伸びたら……

永見俊也さんの場合(現状90cm・4時間4分9秒)
※永見さんのピッチ(192歩/分)で計算

  • 現状:4時間4分9秒
  • +1cm伸びたら……:4:01:31
  • +2cm伸びたら……:3:58:53
  • +3cm伸びたら……:3:56:19
  • +4cm伸びたら……:3:53:48
  • +5cm伸びたら……:3:51:20

上野和之さんの場合(現状104cm・4時間2分2秒)
※上野さんのピッチ(167歩/分)で計算

  • 現状:4時間2分2秒
  • +1cm伸びたら……:3:59:43
  • +2cm伸びたら……:3:57:28
  • +3cm伸びたら……:3:55:15
  • +4cm伸びたら……:3:53:05
  • +5cm伸びたら……:3:48:51


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