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ニューヨーク・シティ完走の92歳も実践 走力向上にAIを活用!①

2025年12月01日

※本記事は『ランナーズ2026年2月号』掲載内容になります。


対話型AIサービスが広く浸透し、ランニングに活用するランナーが増えています。昨年3月号に登場、11月のニューヨーク・シティマラソンを完走した92歳の北畑耕一さんもそのひとり。本特集では活用者の体験談を紹介。使用目的はそれぞれですが、「AIを活用してマラソンがよりおもしろくなった」は共通していました。


【私のAI活用談❶】レース前の悩みを解決 北畑耕一さん(92歳)「フル本番前の30㎞で途中棄権」アドバイスを信じて最高齢で完走

92歳の北畑耕一さんは「早朝ランがうまくいかない」という悩みをAIに相談。提案された対策を取り入れたところトレーニングが継続でき、ニューヨーク・シティマラソン完走につながったという。

7月某日、目標とする11月のニューヨーク・シティマラソンに向けて北畑さんは悩んでいた。普段、週2回のランニングは午前11時頃から行っている。しかし7月に入りあまりに暑いため、少しでも気温が低い早朝に走ろうと試みたものの、思うように身体が動かず走れない。そこで、最近何かと相談に乗ってくれるAIに聞いてみようと思い立ち、このように問いかけた。

「91歳(相談当時)の老ランナーです。夏のランニング練習についての質問です。毎年3回フルマラソンを走っています。秋のレースに向け真夏の練習として、週2回、5〜7㎞を昼間11時頃走っていましたが、あまりに暑いので早朝5時半頃に走ることにしました。5時起床、軽いストレッチ、オレンジジュース1杯とバウムクーヘンを1個食べてランニングに出ました。いつものようにまず1㎞をウオーキング、その後走ろうとしたら、すぐ心拍数が上がって、身体が動きません。なぜ早朝は走れないのですか?交感神経の問題?」

するとAIに体重・体脂肪率・心拍数(安静時・運動時)を問われた。情報を送ると、AIから「高齢者は交感神経の立ち上がりが遅れるため」「朝は体温が低く筋肉の収縮スピード・出力が昼間に比べて低いため」「バウムクーヘン+オレンジジュースは単糖類中心で血糖が急上昇→急降下しやすい」という要因と、それに対する対策方法が提示された。

北畑さんはアドバイスに従ってみることにした。

「提案された通りに、早朝ラン前にまず温めたほうじ茶を飲み、次にバナナとヨーグルトを食べ、初めのウォーキングを2㎞に延ばしました。そうすると、徐々に早朝でも走れるようになりました」

AIのアドバイスに説得力があると感じ、今回はAIに従ってみることにした。




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