※本記事は『ランナーズ2026年2月号』掲載内容になります。
23年福岡国際マラソンを走る中村さん
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中村直樹さん(大阪・47歳)
マラソン2時間30分以内で走る市民ランナーを紹介する連載。今回は今年3月の東京マラソンで2時間24分31秒をマークした中村直樹さん(大阪・47歳)です。
取材・文/吉田誠一 写真/ 石田祥
IT企業のシステムエンジニアを務める中村直樹さん(大阪・47歳)が、3月の東京マラソンで2時間24分31秒(ネット)を記録し、24年度全日本マラソンランキング男性47歳のトップに立った。
中学時代はバスケットボールをしていたが、高校で陸上部に入り、3年時に3000m障害を始めた。「バスケットをしていたからか、跳ぶのは苦ではなかった」。関西大学に進み、3000m障害のベストは8分55秒、日本インカレでは5位につけた。5000mでも14分20秒をマークしたが、それでも「スピードタイプの選手ではない」と自覚していたという。
就職当初は気晴らしに走る程度だったが、2003年に現在の妻と出会い、自分という人間を知ってもらう話題づくりのためにハーフマラソンに出場。走る楽しさを思い出した。05年つくばで初マラソンに挑み、後半に失速しながらも2時間56分49秒のサブスリーを記録。「学生時代の走りの感覚が残っていたので、そこまで練習しなくても走れるかと思ったが、痛い目をみた」と話す。
仕事や育児の影響で、練習時間を短縮するためペース走中心の練習をこなし、結果が出ていたが、14年福岡国際で2時間26分37秒を出した後は停滞した。「そんな状態を打開するため、間に合わせの練習ではなく、スピード持久力の向上を目指した計画的な練習に取り組み始めた」。合わせて、21年からは年4、5本、トラックの5000mに出場するようになった。
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