地域情報

REGION INFO

【地域情報】フルとハーフ、ふたつの大会を連戦して競う「鉄人番付」を実施

2018年12月11日

4時間制限のフルマラソンとタフなコースのハーフマラソンをなか一日で走る

大田原マラソンと、那須高原half&familyマラソンという、栃木県のふたつの大会が連携して「鉄人番付」という新しい企画が行われた。
11月23日(祝)に開催された大田原マラソンは、制限時間4時間のフルマラソン。その翌々日の25日(日)に行われた那須高原half&familyマラソンは、高低差176mというタフなコースのハーフマラソン。なか一日を挟んで両大会を連戦し完走したランナーを「鉄人」と称し、フィニッシュタイムの合計でランキング(番付)をするというもの。

大田原マラソンの後は、温泉やマッサージ、栄養補給などに気を配り疲労回復に努めたという初代横綱の岡本敏明さん。(自己ベスト:フル2時間37分29秒 / ハーフ 1時間15分41秒)
大田原マラソンの後は、温泉やマッサージ、栄養補給などに気を配り疲労回復に努めたという初代横綱の岡本敏明さん。
(自己ベスト:フル2時間37分29秒 / ハーフ 1時間15分41秒)
他のランナーから「マラソンからなか1日でなんでそんなペースで走れるの」と話しかけられたり、楽しくレースができました(大関の栗田拓美さん)
他のランナーから「マラソンからなか1日でなんでそんなペースで走れるの」と話しかけられたり、楽しくレースができました(大関の栗田拓美さん)

なか一日の回復に力を入れた、初代横綱の岡本敏明さん(38歳)

この企画に申し込んだのは85人。うち59人が鉄人を達成。初代チャンピオンである「横綱」になったのは、宇都宮市の38歳の会社員、岡本敏明さん。大田原マラソンの後は疲労を抜くことを最優先したという岡本さん。一方、2位の「大関」となった宇都宮市の栗田拓美さん(35歳)は、「大田原では私が勝っていたのに、那須では2分も差をつけられていました。ウルトラマラソンと違い、筋持久力より回復力が重要ですね」


2レース目の那須高原ハーフ&ファミリーマラソンでは「鉄人ゼッケン」つけて走ったことで、応援するほうも選手同士もヒートアップし、会場も盛り上がった。

那須高原ハーフ&ファミリーマラソンで注目を集めた「鉄人ゼッケン」
那須高原ハーフ&ファミリーマラソンで注目を集めた「鉄人ゼッケン」


鉄人番付2018

男子の部

番付 氏名 所属 大田原マラソン 那須高原ハーフ&
ファミリーマラソン
鉄人タイム
横綱 岡本 敏明 栃木陸協 2時間47分31秒 1時間18分59秒 4時間06分30秒
大関 栗田 拓美 ホンダEG 2時間47分27秒 1時間21分01秒 4時間08分28秒
関脇 高久 康明 JAなすの 2時間54分18秒 1時間20分18秒 4時間14分36秒
小結 高瀬 和明 - 2時間55分48秒 1時間22分32秒 4時間18分20秒

女子の部

番付 氏名 所属 大田原マラソン 那須高原ハーフ&
ファミリーマラソン
鉄人タイム
横綱 菅野 祥子 キビタンRC 3時間11分17秒 1時間30分49秒 4時間42分06秒
大関 山内 千奈都 - 3時間36分22秒 1時間40分51秒 5時間17分13秒
関脇 志村 直美 μ世田谷 3時間49分19秒 1時間41分22秒 5時間30分41秒
小結 大友 和子 共進工業㈱ 3時間59分50秒 1時間53分11秒 5時間53分01秒

「地域情報」 一覧に戻る