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【地域情報】15分9秒の記録も! 栃木県初の陸上競技場5000mタイムトライアルが実現!

2018年4月06日

栃木県で初となる市民ランナーのための陸上競技場5000mタイムトライアルが開催。アールビーズ栃木事業所・松嶋康平(27歳)が大会の立ち上げの経緯から当日の様子までをレポートします。


私自身、栃木で大学まで過ごし、陸上競技者として走り続けてきました。学生時代に自分を育ててくれた栃木の陸上に何か恩返しがしたいと思っており、栃木県を「陸上競技×市民ランニング」で盛り上げたい。そんな想いで「1st栃木トラックチャレンジ」を考えました。
都内では市民ランナーのための陸上競技大会は増えつつありますが、地方ではまだまだハードルが高いのが現状です。そのハードルをできる限り下げるために、ポップな大会ロゴ・ゲストにがんばれゆうすけさん(栃木県野木町出身)・制限時間30分など工夫をしました。また、走るだけではなく観ても楽しめるように、栃木県出身の一流選手を招待したエキシビションレースも企画しました。
3月21日の開催日当日は、季節はずれの寒波とみぞれ交じりの雨。「こんな中で参加者に本当に楽しんでもらえるか・・・」という不安な気持ちを抱えたまま朝を迎えましたが、蓋を開けてみれば大盛況。約100名が申告タイムに基づいて7組にわかれて出走し、最終組では15分9秒という好タイムも誕生。「初めてのトラックは楽しかった!」「次回はいつ!?」といううれしい声も多数聞くことができました。

約100名が申告タイムに基づいて7組にわかれて出走
約100名が申告タイムに基づいて7組にわかれて出走
エキシビションレースで走りを魅せてくれた、溜池勇太選手と菊池貴文選手、がんばれゆうすけさん(東洋大学陸上競技部出身)
エキシビションレースで走りを魅せてくれた、溜池勇太選手と菊池貴文選手、がんばれゆうすけさん(東洋大学陸上競技部出身)

エキシビションレースでは溜池勇太選手(那須塩原市出身・日本薬科大2年・18年箱根駅伝学連選抜9区)と菊池貴文選手(那須塩原市出身・関西実業団SGホールディングス主将)が3000mを走り、参加者に肌でトップレベルの走りを感じていただきました。
また、伊澤賢人選手(800m栃木県記録保持者)、白鴎大学陸上競技部(女子駅伝部)、MK PROJECT(栃木県小山市で活動する市民ランニングチーム)がペーサーや盛り上げで出走。1日中MCとして大会を盛り上げていただいたランナーズ(がんばれゆうすけ・小宮ひろあき)を含め、雨の中嫌な顔ひとつせずに協力していただいたゲスト・招待選手・ペーサー・スタッフの皆様には大変感謝しています。
栃木県出身の選手やスタッフが中心となって、栃木を盛り上げるための手作りの楽しい大会を目指して、次回大会に向けて動き出していきたいと思います。協力者、大募集中です!!(笑) 
(アールビーズ栃木事業所・松嶋康平)


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