地域情報
REGION INFO「身体を知り、コアを鍛えれば、走りが変わる!」をコンセプトに、8月12日(土)に福岡、8月19日(土)に山口でコアトレ(体幹トレーニング)イベントを開催。講師は、ランニング指導をはじめ、体幹トレーニング、コアコンディショニングを専門として福岡を中心に全国で活動する「こじこじ先生」こと小島成久トレーナー。当日の様子を福岡事業所・濱元がレポートします。
「コアトレで現状を打破したい!コアトレで故障しにくい身体をつくりたい!」
そんな風に思っているランナーは多いはず。
しかし、こじこじ先生曰く、「闇雲にコアトレをすれば良いわけではなく、まずは自分のコア(体幹)を正しく知り、身体の使い方を理解した上でトレーニングすることが大事」とのこと。
そこで登場したのがストレッチポール。まずはストレッチポールの上に仰向けで頭からお尻まで縦に乗り、脱力した状態で腕や脚をゆっくり動かす動作で、自分のコアを確認します。
![]() ストレッチポールでコアを確認
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ポールのラインとコアが一致していれば難なくできる簡単な動作も、コアが使えず力が入ってしまうと、全身が固まりぎこちない動作に。中にはポールの上から落ちてしまう人も! 皆さん「思うように身体を動かせない」「こんなはすじゃないのに」と苦笑い。
ストレッチポールで自分の身体のコアを確認し、理解を深めたところで、いよいよコアトレの実践です!
「最小限の力で良い姿勢(フォーム)を支え、最小限の力で動かせるようにするためのトレーニングがコアトレです。コアが使えると、効率の良いランニングに繋がります。」(こじこじ先生)
実技は自重を使った基本的なコアトレが中心でしたが、思うように体勢を維持できず、思わず声を上げてしまう人も。皆さん継続的なコアトレの必要性を痛感したようです。
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「大の字腹筋」
仰向けで大の字になり、両手両足を5cm~10cm程度浮かせ、30秒から1分そのままキープ。 |
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胸郭の可動性が向上し、スムーズな呼吸や腕振りに繋がる「ソラシックストレッチ」
1.腕立て伏せの状態から左脚を左腕の外側に置く 2.背骨を下から順番に捻り、右腕を上に持っていく 3.最後に右手の指先を見るように上を向く。 (逆側も同様に行う) |
コアトレの後は、「走ろうにっぽん」福岡県コースの10撰に選ばれた「シーサイドももち海浜公園ランニングコース
」、山口県コースの10撰に選ばれた「山口県セミナーパークコース
」を参加者全員でランニング。
コアトレで意識した部分がどのようにランニングと関連しているのかを確認してもらうのが目的です。コアトレで身体の軸が意識できたためか、普段より軽く走れている気がする、という声も聞かれました。
![]() シーサイドももち海浜公園コースをランニング
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![]() 山口県セミナーパークコースをランニング
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1991年、1992年のサロマ湖100kmウルトラマラソンを2連覇(1991年は当時の日本記録で優勝) し、IAU100km世界選手権に日本代表として5回出場するなど、ウルトラマラソンやトライアスロンのロングディスタンスでも活躍。
現在は市民ランナーの指導から実業団選手のフィジカルトレーナーを務めるなど幅広く活動しており、一般財団法人日本コアコンディショニング協会マスタートレーナー・A級講師としてコアコンディショニングの指導、普及に努めている。
アールビーズ福岡事業所では、ランナーの皆さんの「こんなイベントあったらいいな」というランニングイベントを企画し、開催していきたいと考えています。
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(アールビーズ福岡事業所・濱元靖典)