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【MCCニュース】板橋Cityマラソン 古川大晃選手(熊本大学)が25km過ぎからペースアップして優勝!

2019年3月18日

古川大晃選手(熊本大学)が後半に追い上げを見せて優勝
大会記録(2時間19分27秒)に45秒届かず

コースはフラットな荒川河川敷。記録を狙うランナーには貴重な首都圏開催の公認フルマラソンとして、走り始めて間もないランナーにとっては7時間の制限時間や2カ所しかない関門など、参加しやすい市民マラソンとして人気が高い板橋Cityマラソン。

今年はスタート時の気温が9℃。快晴。例年ランナーを苦しめる風もほとんどないコンディションの中、1万3870人のランナーがスタートした。

スタートは午前9時。首都圏で日帰り参加のできる貴重な公認フルマラソンだ
スタートは午前9時。首都圏で日帰り参加のできる貴重な公認フルマラソンだ
古川選手は前半ハーフを1時間10分58秒、後半を1時間9分14秒でまとめた
古川選手は前半ハーフを1時間10分58秒、後半を1時間9分14秒でまとめた

青島太平洋マラソンの大会記録(2時間19分54秒)を持つ松本翔選手(日税ビジネスサービス)ら有力選手が揃った男子の部では2時間19分27秒の大会記録更新が期待された。

レースは中盤まで松本選手らが形成する集団で進んだが、25km過ぎ、2月17日に開催された熊本城マラソンの優勝者、古川大晃(ひろあき)選手(熊本大学)がペースアップ。そのまま後続を引き離し、独走でフィニッシュテープを切った。記録は2時間20分12秒。大会記録には45秒届かなかった。

後半になると気温が上がり「終盤の給水所が助かった」というランナーが多かった
後半になると気温が上がり「終盤の給水所が助かった」というランナーが多かった
風に苦しめられることの多い大会だが今年は微風。むしろ後半は追い風基調だった
風に苦しめられることの多い大会だが今年は微風。むしろ後半は追い風基調だった

「(大会記録更新は)頭にありましたが、優勝できたので大満足です」とゴール後の古川選手は達成感でいっぱい。今回は足首のねん挫を抱えての出場だったという。「ケガもあったので序盤は抑えました。(中盤を過ぎて)身体が動いてたので思い切ってペースアップしました」という古川選手は現在大学4年生。4月からは大学院に進み研究者を目ざしながら競技生活を続けるという。

女子は小杉陽子選手(青春ランナーズアスリートクラブ)がスタートから首位を譲らず、2時間46分58秒で優勝。こちらも大会記録(2時間43分16秒)の更新はならなかった。


◎ランナーズアップデートの速報タイムはこちら
https://update.runnet.jp/2019itabasi/

■MCC(マラソンチャレンジカップ)とは
http://www.marathon-cc.com/#whats_mcc

■MCC参加大会MAP
http://www.marathon-cc.com/#list_map


2019板橋Cityマラソン 大会概要

開催日: 2019年3月17日
開催地: 東京都板橋区
大会オフィシャルページ:https://i-c-m.jp/
フルマラソン:完走者数 1万3363人/出走者数 1万3870人
5km:完走者数 894人/出走者数 897人
ジュニア(3km):完走者数 59人/出走者数 59人
キッズ(500m,1km,1.5km):完走者数 471人/出走者数 471人


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