大会ニュース
RACE NEWS“明治維新150年記念”を冠して開催された今大会。男女揃っての大会新記録が記念の大会に華を添えた。
男子は2年前の優勝者で大会記録保持者の豊永哲央選手(長府製作所)。自身の持つ大会記録を「1秒」更新する2時間24分25秒で優勝した。「仕事が忙しく練習も十分できなかったので大会新記録の優勝はうれしい」と笑顔を見せる。粘りの走りでの大会新記録更新だった。
中盤まではフラットな海岸沿い。左端はゲストの猫ひろし選手
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女子は地元出身の大学生、中島みなみ選手(関西外国語大)が2時間43分20秒で走り、4回目のマラソンで初優勝を飾った。「昨年のこの大会が初マラソン(2位)。後半のアップダウンで苦しんだ経験をいかして序盤は慎重に。懸念の後半は思い切っていけました」と快心の勝利を喜んだ。
男女そろって地元下関市出身のランナー。表彰式は2人を知る地元のランナーから大きな歓声が沸き起こった。
コースから関門大橋を仰ぎ見る。下関の景観を堪能できるコースだ
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全日本大学女子駅伝からの連戦の疲れもみせず2位に大差をつけた中島選手
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今日は日差しが強かったので給水は忘れないように心がけました。沿道から「女子がんばれ」と声援をいただいて励みになりましたね。下関の中学時代から始めた競技生活も来春の大学卒業で終わりにします。春からは社会人になりますが走ることはやめません。
実は結婚したばかりの豊永選手。奥様も今回3位入賞のランナー
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今日は序盤からきつかったんです。下りで少しでもラクになろうと、ストライドを小さくしてピッチで走ることを心がけました。普段は月間500kmほどの練習量ですが最近は忙しくて練習ができず、記録更新は最後まで不安でした。ゴールテープの感触は最高でしたね。
■MCC(マラソンチャレンジカップ)とは
⇒ http://www.marathon-cc.com/#whats_mcc
※MCC賞金規定に基づき中島選手には30万円、豊永選手には10万円の目録が授与された。
■MCC参加大会MAP
http://www.marathon-cc.com/#list_map
開催日: 2018年11月4日
開催地: 山口県下関市
大会オフィシャルページ: https://kaikyomarathon.jp/
種目:
フルマラソン: 完走者数8,067人/出走者数9,503人
ペアマラソン絆リレー: 完走者数64組/出走者数68組
5km: 完走者数837人/出走者数839人
2km: 完走者数968人/出走者数969人